コロナ禍でも「老衰死」が増え続ける理由 | 医療・介護 大転換 | ダイヤモンド・オンライン  

 

 

 昨日、人類は痴呆で滅亡するという衝撃的な結果を知ったわけですが、ならば、後どのくらいでそうなるのかというのが気になった次第で、老衰について検索してたら、このような記事を発見しました。

 

 この記事の何となくではありますが、老衰死を調べようとしたのではなく、むしろ、コロナ死亡者について調べてみたら色んなことが分かったの一つであるように思います。

 

>2000年の老衰死はわずか2万1213人、全体の2.2%で死因順位

>は7位だった(図3)。07年でも3万7000人止まりだが、10年後

>の2017年には10万人を超えた。死因順位も15年の5位からわずか

>3年後に3位に浮上した。

 

 あまりにも急激にふえすているのではないだろうか?

 

>老衰死は厚労省の定義にあるように病名を特定できない自然死

 

 このように定義を変えてから急増したという事なのだろうが、かつては、そういう場合は心不全ではなかったのだろうか?それが厚労省の指示で老衰に変わったのだと思う。

 

 そして、気になるのは老衰死が介護施設で急増しているという点である。そのことに筆者は何の疑問も持っていないようだが、明らかにボケて死んでいるのだと思う。

 

>死因順位の第2位、心疾患の10月までの死者は16万5708人で、

>全死者の14.8%である。前年の15.0%から0.2ポイント下がった。

>老衰死のこの増加の勢いが続くと、3~4年後には心疾患を追い抜

>き、死因第2位になるだろう。

 

 問題はその先である。何故、そこで止まるのか意味が分からないが、そうやって急激に増える老衰死にもっと興味を持つべきであると思う。

 

 確か、ガンの死亡者は2021年で38万人ほどであった。この記事の冒頭には2020年の死亡者が138万人と出ていたが、2022年は158万人ではなかったかと思う。

 

 なんと一年で20万人も増えているという事になる。そして、それをけん引しているのが老衰死であることは言うまでもないだろう。問題は、これからどうなって行くのかだと思う。

 

老衰の増加-公的介護保険制度の浸透が影響?
 

 というニッセイ基礎研究所に依れば、

 

>老衰は、戦前、結核と、がんや心疾患の間で、一定水準で推移し

>ていた。そして、戦後になって、低下していった。ところが、

>2000年ごろを底に上昇に転じた。戦後、老衰の死亡率のカーブ

>はU字型を呈しており3、他の死因にはみられない独特の推移を

>示している。

 

 この独特のU字カーブを描いた曲線が今後どのように上昇していくかを見定めるのは難しいだろうけど、それは想像を超える速さで進み、恐らく、10年も経たないうちに死因1位となると思う。

 

 しかも恐ろしいのは、その後もどんどん増え続けていくという事だ。認知症で脳が退化して無くなっても老衰死に入ってしまえば、その理由を特定するのは難しいかもしれません。

 

 そもそも、認知症が病気ではなく脳の退化なので治せないし止められないのです。その進行が進めば、当然ながら50年後の日本の人口は、私が予想する5000万人さえ大きく下回るかもしれません。

 

 更に、今や認知症は高齢者だけのモノではなくなりつつあるわけで、人間の脳の退化が想像以上に早く進みだしているという事になるでしょう。

 

 年平均200万人が亡くなることで1億人が減るわけですが、仮にそれ以上になると、30年で1億人減少という事態になるかもしれません。

 

 もしかしたら、10年後には人間は脳死のメカニズムを知り、いつ自分がそうなってもおかしくない状況であることを知れば、パニックをなって何をするか分からないかもしれません。

 

 病気であれば治せますが、退化は始まると止められないのです。脳を退化させないためには、脳に負荷を掛ける生活をするのが一番であり、仕事だけしているようでは真っ先に痴呆になると思います。

 

 自分で考えて行動する・・・・言葉にすれば簡単なことですが、現代人にこれが出来ている人は殆ど居ません。何でもかんでも自動になり、考える必要は減るばかりです。

 

 人間は物凄く優れた脳を持っています。それは、築いた文明を見れば明らかですが、その文明に浸って生きることで、脳を使わなくなれば、宝の持ち腐れとなり、まさに脳細胞は腐って消えていくのです。

 

 これが生き物であることの最大のリスクになるのです。これで、何故、この広い宇宙に知的生命体が存在しないのかお分かりになるのではないでしょうか?

 

 その理由で我々人類も間もなく地球から消えてしまう事になるのです。もっと早くに気づくべきでした。まだ、それでも滅亡を防ぐことは出来ると思います。

 

 しかし、このまま行けばそれはかないません。先ずは、このメカニズムを多くの人が知り、それに備える方法を取ることさえ出来れば、宇宙にかつて存在したであろう知的生命体のようにはならないと思います。

 

 このまま行けば、文明に住む人間は100%滅亡します。そして、それは想像以上に早くやってきます。10年後にパニックにならないように、今から備えておくことをお勧めします。