米上院民主党、「中国競争法2.0」を提案へ 技術流出の阻止目指す(朝日新聞デジタル)  

 

 

 このニュースを見て思ったのが表題に書いたことです。記事の内容的には勇ましい強いアメリカを彷彿させるものがありますが、裏を返せば切羽詰まっているという事です。

 

 それは、新しい技術を生み出せなくなったからだと思います。開発中の技術はたくさんあると思うのですが、それらは実現不可能なことが多く、実際にお金になるモノはないのです。

 

 そうなれば、これまでの技術を守るしかない。

 

 それは、アメリカの限界、いや凋落という事ではないかと思います、移民の国として、様々な国人たちの力を使って世界の中心となり世界をリードしてきましたが、その限界が訪れたという事です。

 

 アメリカが何をやったかと言えば、資本主義を世界広めたという事です。お金があれば何でもできる。お金があれば幸せになれると吹聴し、そういう姿を見せつけて、世界を資本主義に引っ張り込んだ国。

 

 そして、次から次へと金儲けの方法を開発し巨万の富を築いた国と言えるでしょう。しかし、それも頂点を超え、いよいよ凋落へと向かい始めたわけです。

 

 繁栄を極めた後に来るのは衰退の嵐、それはこれまでの歴史が証明しているので改めて説明するまでもないでしょう。しかし、今のところ次なる世界をリードする国も、リードする仕組みも全く見当たらない。

 

 それは、人類がここまでだという事かもしれません。