日本の総人口、55万6000人減の1億2494万7000人…12年連続で減少 : 読売新聞  

 

 

 

 因みにBingに調べて貰った結果は
 
>2022年の日本の出生数は、過去最少の79万9728人で、統計を
>取り始めた1899年以降、初めて80万人を割ったそうです。
>一方で死者数は過去最多の158万2033人。
>死者数から出生数を引いた「自然減」は16年連続で、減少幅は
>過去最大の78万2305人
 
 という報告でした。きっと、10月1日で区切るのでそうなるのでしょうが、何故、年間の数字が既に出ているのに、わざわざそれを無視して区切って発表するのでしょう。
 
 その差は約23万人にも及ぶわけで、受け取る印象は違うと思います。別にその発表は知る必要もなく、もし、既に発表した数字を確定させてから、正確な発表をすべきだと思います。
 
 今や人口が経済成長に及ぼす影響は甚大であり、この人口減少がこれからどんどん進めば、経済の大きな後退を招くのです。
 そして何度も書いているように、このトータルの現象より、死者数の増加が経済衰退に及ぼす影響が大きいのです。更に、今や人間の最大の死亡原因は病気なのです。
 ご承知の通り、死因第一位はガンで約38万人ですが、意外と見落とされているのがガン患者数です。患者数は概ね100万人となっています。
 次いで、心疾患と脳血管疾患となっており、それぞれ21万と15万で合計で約36万人、患者数は約120万、174万人の合わせて約300万人となります。
 ガンと心疾患、脳血管疾患の患者数を合わせると約400万人にも及ぶのです。更に、精神疾患を患う患者数は400万人を超えているわけです。
 何が言いたいかというと、亡くなることで消費を減らすことは当然ですが、病気を患う事でも消費を減らすことになるのです。
 こうした状況が経済に与える影響が大きいのは普通に考えれば分かると思うのですが、それが経済指標に全く現れないのです。
 
 未だにGDPは増え続けている。GDPの受け皿である国内消費が急激に落ち込んでいるにも関わらずです。輸出が伸びてればおかしくないと思うという人もいるでしょうが、近年は減少傾向にあるわけです。
 
 コロナでお金をばら撒かなければ、GDPは大きく減少していたのではないかと思います。それでも、ばら撒いたお金は株式や不動産を始めとした投資へと回るために、市場を拡大する効果はない。
 
 株高、不動産高を装って、何とかインフレを引き起こしているけど、そろそろそれも限界へと向かいつつあるのです。最近になって、株バブルの崩壊や不動産バブルの崩壊を匂わす記事が増えてきました。
 
 遅すぎる感はあるのですが、いよいよ、そのXデーが間近に迫っているとみるべきではないかと思います。