建設業の倒産が急増、3年ぶり増加 経営を襲う「三重苦」(帝国データバンク)  

 

 

 予定通りというか、少し遅い気もしますが、兼s津業の倒産が増加し始めたようだ。原因を人で不足と資材高騰という在り来たりな理由に留めているが・・・

 

 現実的には需要の減少が一番大きいはずである。本当の人手不足は重要の急拡大で起こるものであり、需要が減少していく中では人手は余るだろう。

 

 確かに、経験豊かベテランの職人の高齢化が及ぼす影響は大きいと思うが、そこまでの仕事量はないだろう。後は、地域的な偏りが激しいために、人材を配置するのが難しい現状はあると思う。

 

 建設工事は万遍にあるわけではない。あるところは非常に多いしないところは全くないという事が当たり前のように起こっている。かと言って、全国規模で人員の移動が出来るほどの予算はない。

 

 ただでさえ、資材が高騰している中で、これ以上の人件費は難しいに違いない。

 

 今はまだ、都心で無意味な開発が続いており、この程度の倒産で済んでいるが、この先、デベロッパーが開発失敗から倒産に追い込まれるようになれば、一気に倒産件数は増えると思われます。

 

 それは土地も含めて不動産バブルを崩壊させるでしょう。今後固定資産税制の改正を控えており、固定資産税が減少する地方自治体の財源不足の解消も大きなテーマとなる。

 

 こうしたことで都市神話が崩れるようなことがあれば、パニックになるのではないかと思います。不動産をたくさん持たれている方は早めの対応が必要になるでしょう。