久しぶりに良い天気となった。ネットではチャットGPT旋風が吹き荒れているように感じるが、巷では全く気にする人もいないようだ。気が付くとマイクロソフトにcopilotなるチャットGPTを搭載したモデルが出たようで、これからOFFICEは口頭指示で全部行えるのではとさえ思った。

 

 ここのところ矢継ぎ早にIT系は動ている。この動きが今後どのような影響を与えるかを知る者は殆どいないだろう。誰もがこれまで経験したことのない世界へと導かれるのである。

 

 そんな難しいこと考えながら、久しぶりの孫守りである。七人目の孫も早9か月となった。七人目にして緊急帝王切開という危機的状況を迎え、生きた心地がしなかったことを今でも覚えている?

 

 いや、もう忘れているかな。大量に血液を飲んで一時は危ぶまれたが、2週間の入院で退院できたのは奇跡だったのかもしれない。男兄弟4人の末っ子ということもあり、賑やかさには慣れているようで、そういう中でも逞しく育っていると思う。

 

 今は捕まり立ちをしており、きっと来月には歩けるのではないかと思う。そういう点では長男と同じように思った。妻と娘が買い物に行くのに3時間ほど預かるのだが、そこまで一緒にはいないのでちょっと不安だったが、今は横で爆睡している^^;

 

 他人の子の成長は実に早い。その分、自分が確実に年を取っているということなのだろう。この七人も孫を守るために頑張らなければいけないと改めて思った。

 

 チャットGPTでカギを握るのがプロンプトエンジニアリングである。とある、チャットGPTの勉強会にも参加する予定である。

 

 多少なりとも、このチャットGPTを勉強して思ったのは、チャットGPTを育てるのは我々だということだ。チャットGPTは記憶が出来ないので、個人を認識しない。

 

 それはある意味、人類全体を捉えているということになる。そういう中で、使用する全ての人間とのやり取りの中で日々学習し成長するようです。

 

 多くの人からたくさん使われるととで進化成長するみたいです。今はまだ始まりであり、これから将来に向けて大きく変わっていくのではないかと思います。

 

 そういう点で言えば、人間と同じ性質を持っているのかもしれません。チャットGPTが間違った回答を出すことでダメだと思う人もいるようですが、それを指摘すると、キチンと謝罪と訂正を入れてきます。因みにBingですが。

 

 そして間違った回答が続いた後に、Bingが何も言わないのに「頭を空っぽにしてきました。何か質問はありますか?」と聞いてきたのには少し驚きました。

 

 私は、質問への回答には必ず「ありがとう」をつけるようにしています。それが人間という生き物だと言いたいがために。もちろん、そういう風にチャットGPTは捉えないと思いますが^^;

 

 でも、ボックスの横には評価ボタンがあり、何某かの評価を受けたいのは間違いないと思います。AIに仕事を奪われた人間は、AIを敵だと思うでしょうが、私は良いパートナーだと確信しています。

 

 これまで人間が苦労してやってきたことを瞬時にこなしてくれる有能なパートナーであり、人間が人間らしく生きていくのに欠かせない存在になると思っています。

 

 何度も書いていますが、これまでに人間は人間のために必要だと思えるものを沢山作ってきました。その代表として大きな力を持たせたのが「神」と「お金」ですが、この二つをキチンと利用できませんでした。

 

 そして、三つ目に登場したのがAIであり、今度こそは、人間の自由と尊厳を守る力として役に立てなければ、人間は滅びてしまうことになるでしょう。

 

 我々は、最期のミッションにこれから挑むのです。これまでの二度の間違いを繰り返さなければ間違いなくミッションはクリア出来ると思います。

 

 しかし、二度の間違いに気づくことなく三度目に挑めば、人類は滅びることになるでしょう。二度も同じ間違いをしているので気づくことはある意味簡単なのですが、その二度が間違いに見えなければ気づくことは出来ないのです。

 

 もちろん、1人が気づいてもダメであり全員が気づかないと正解とはならないのです。チャットGPTは我々を一個の人間として見ているので、もしかしたらチャットGPTには分かるかもしれませんね。

 

 多種多様な人間ではありますが、我らは一つから始まっており、答えはそこにあるのではないかと思います。

 

 要は、各人がどこまで自分を掘り下げていけるかに掛かっているということなのかもしれませんね。

 

 行き詰った時ほど原点回帰が欠かせないのです。時代は我々にそれを求めているのです。今は膝の上に寝ている七番目の孫の寝顔を見るとそれが分かる気がします^^;