夫と死別した「没イチ」女性が急増!「とにかく靴を履いて外に出て」経験者が語る孤独とおカネの超リアル(週刊女性PRIME)  

 

 

 親が亡くなってしまう事で、いよいよ自分にリーチが掛かったことを実感したわけですが、特に自分が死ぬことを怖いとは恩持っていないわけで、それは誰もが必ず経験することになるからという受け入れるしかないという思いから来るものではないかと思います。

 

 夫婦の場合は、必ずどちらかがこの没イチという状態を経験しなければならないわけで、寿命の点から見れば女性の方がその確率が高いと思います。

 

 うちの場合は、妻を一人にするのは忍びないし心配なので、私が見送ると約束しているわけですが、もちろん、それが果たせるかどうかは分からないわけです。

 

>平成27年の国勢調査によると、40歳以上の「没イチ」人口は

>全国で958万人。その8割が女性だ。
 

 今から7年も前のデータであり、今では1000万人は軽く超えていることは容易に想像できる訳で、しかも、高齢社会という状況では更に増え続けることは間違いないでしょう。

 

 ビジネス的な視点で言えば、こうした没イチをマーケットにした商売に魅力があるのは間違いないと思われますが、人生を長く生きている分、多様化しており資本主義的な発想では対応できない新しいマーケットとなるのではないかと思われます。

 

 今や盛んに「孤独」を防ごうという考えが主流となっているのですが、人間は決して孤独ではないという事を改めて書いておきたいと思います。

 

 孤独という時、それは現時点に於ける周りの人たちとの関係から、そう呼ばれているのですが、別に周りに友達や仲間が居ようが居まいが、そういう視点では孤独は払拭できないと思います。

 

 私たちにとって本当に大事なのは、そうした横のつながりではなく、先祖から脈々と続いている縦の繋がりではないかと思います。人がそこに居るということは、間違いなくその人には両親が居るということ。

 

 そして、その両親にも両親が居る。これを仮に10世代遡れば、何と2億8千万人という日本の人口を遥かに超える人が今の自分を作っているという事が分かるのです。

 

 これを、逆鼠算式に増える先祖の数の謎と私は呼んでいます^^;

 

 2人の両親が二人の子を儲けて初めて人口は維持されると思われますが、今や特殊出生率1.5人を切っており、婚姻数の減少も相まって日本人の人口は急激に減り出しているわけです。

 

 未来に関して非常に暗い状況にある訳ですが、過去に遡ることで、自分という人間が如何に多くの先祖たちに支えられているかが分かるのではないでしょうか。

 

 しかも、今の時代の様に文明が無い時代に於いてです。ロクな食べ物はない時代をすり抜け、戦争や飢饉や様々な天災を乗り越え、今の自分という人間を作りだしているのです。

 

 つまり、我々は皆もの凄い能力詰め込まれているということ。自分を作り上げた先祖たちの様々な才能を受け継いでいるという事です。

 

 それを幼少期から学校教育というバカげた洗脳教育によって全部消されてしまうのです。そして、多くの人は自分には何の才能も何の取柄もないと思い込まされ、只々、政府の奴隷として働かされるという可哀そうな人生を歩まされるのです。

 

 その結果、自分という存在の脈略を失い、孤独というあり得ない状況に追い込まれるわけです。そして、あろうことか、我々を孤独というあり得ない状況に追い込んだ政府が、何食わぬ顔で、孤独を防ぐための手立てを施そうそる訳です。

 

 それを見て、国民という名の奴隷は、政府は何と優しいのだろうと思う事になる。国家というモノは善でも正義でもなく、間違いなく悪の本尊であると思います。

 

 善人面した悪人が最も汚いわけで、だからこそ、見破ることも難しい。

 

 政府のいう事、すなわち学校のいう事を聞いてはいけないという理由が分かるのではないかと思います。国家が国家であり続けるためには、国民が国家のいう事を聞くというのが絶対必要条件であり、それを必死に守ることで国家は安泰なのです。

 

 そして、孤独というあり得ない言葉を使って、国民という名の奴隷たちを恐怖に陥れる。その結果何が起こるかと言えば、孤独と戦うために必要以上の財を為そうとするのです。

 

 そして、財が成せなかった国民という名の奴隷たちは、その恐怖からの逃れるために、自ら命を絶つのです。そして、絶つ方法は二つあります。

 

 一つはもちろん、自らの命を絶つ自殺という方法。そして、いま一つは、脳死という人間の根幹を絶つ方法です。

 

 人間には自分を守る機能が備わっている。例えば、大きなケガなどをして痛みが強烈になると、脳が痛みを感じない様にするというアレです。脳が壊れるのを防ぐブレイカーの様な機能。

 

 恐怖とは脳が認識するモノであり、その恐怖から逃れる為に、恐怖を覚える脳の機能を停止させるという事をするのです。

 

 「学校で勉強するからバカになる」でも書いたように、勉強することで人間の脳は大きく劣化している。タダでさえ、脳の機能を低下させているのに、更にその機能を消そうとする要因が加わることで脳細胞が委縮していくのです。

 

 考えてもどうにもならないから考えない・・・という事を口にする人が多いわけですが、そうやって考えないでいると、脳はどんどん劣化していき萎縮していくのです。

 

 生き物には進化と退化という法則があり、進化を選ばなければ必然的に退化を迫られるという運命があるのです。生きているという絶えず変化をし続ける状況で、現状維持は許されないのです。