総合経済対策、補正予算一般会計は29.1兆円-岸田首相 - Bloomberg
この大盤振る舞いを見て皆さんはどう思われるでしょうか?
>規模に見合う需要に結びつくのかが不透明だ。電気代の削減や子育て
>世代の給付など、ただお金を出すだけの対策が目立つ
つまり、殆ど何も考えていないという事です。別に東大を出なくてもやれることをやっている。後は、その資金をどうやって作るのかですが、それは赤字国債という無限に出来る借り入れがあれば、これまた小学生でも出来ることです。
それを、尤もらしく専門用語で誤魔化して、小学生には出来ない様に見せているだけなのです。
この意味は何かと言えば、もはや政府も官僚も要らないという事です。大事なのは世論という事です。つまり、我々国民の多くの意見があればお金は幾らでも出せるという事です。
今や貧しい人が増えている時代です。それを嘆く人も多いとは思いますが、それは拙しい人たちが主導権を取る機会が近づいているという事でもあるのです。
日本人の多くは富裕層になろうとは思わないでしょう。誰もが普通に暮らしていきたいと思っているハズです。それが大衆であり民意であると私は思います。
だから、その人たちが主導権を握ればそれはかなうのです。今はまだそれを叶えるためには選挙や政治という面倒な手間を掛けなければいけませんが、お金がいくらでも刷れるという事実によって、選挙も政治家も不要になる訳で、そういう方向に変えていくことが必要だと思います。
何故、生活に困ったら生活保護という惨めな生活を強いられるのでしょう。我々は主権者なのです。主権者の生活は保護されるモノではなく、当然のこととして確保されなければいけないモノです。
何故、大した働きもしない官僚に政治家に教授が偉そうにしていて、日々一生懸命生きている大衆が苦しい思いをしなければいけないのか?
是非一度真剣に考えてみてください。この国家という社会は実に良識で出来ている様に見えて中身は酷いモノです。同じ日本人同士がいがみ合う見るに堪えない地獄の様な社会になっている。
そこにはそれなりの理由がある訳で、それは、誰もが社会の事を考えていないという事。官僚に政治家に教授もさることながら、地獄で苦しんでいる大勢の主権者たちも、みんな自分の事しか考えていないのです。
それは、学校でそう教わったからなのです。自分さえ勉強すれば、自分さえ良い会社に行ければ、良い仕事に就ければ、金儲けが出来れば、自分さえ良ければそれでいいという基本的な考えがこういう地獄を作っているのです。
だから、学校教育は早急に止めるべきだと思うし、そうしなければこの地獄は更に酷くなり、日本人は後100年も生きられなくなる。
人間は本来、欲深くはないのです。しかし、この自分さえ良ければという思いが人間を欲深くしていくのです。自分さえ良ければという人は人一倍勉強する。
学ぶという事は何度も書いている様に、自分を消す、或いは殺すという事になるのです。つまり、自分という確たる存在が消えてしまえば、自分が本来持つささやかな欲も消えてしまう。
その結果、欲はゼロになるのではなく無限になるのです。何故なら、自分という器が消えれば決して満たされることはなくなるから。これが欲深い人間の本質なのです。
資本主義にはこういう欲深い人間が欠かせないのです。この飽くなく欲望こそが資本主義の原動力だから。
これでいい・・・という事は資本主義では許されない。成長しなければ衰退し消えていく。そして今、成長が止まった資本主義は衰退し消えていこうとしているのです。
人類の一時代を華々しく飾った資本主義はまもなく終わる。だから、その次の時代へ向けた動きが必要だと思います。その為に、お金を無限に刷って資本主義への花向けにするのが一番良いと思います。
そして、資本主義が終わる時、学校教育もそれを主導した国家も終わる事になる。その時に我々に求められるのは自立です。一人一人が自分で考えて行動できる本来の人間になることです。
そうなった時に全ての人が幸せになれるのではないかと思います。