今の若者たちはなぜ「絶対に失敗したくない」のか | 読書 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース  

 

 

  まあ、相変わらずタイトルに「なぜ」と付けながらも、その答えは書かないですね。きっと、書かないのではなく書けないのでしょう。むしろ、そんなことさえ気にしていないのかもしれません。

 

 この記事は単に本の宣伝をするために、流行りの言葉を並べて興味を引こうとしているだけだからなのでしょうね。しかし、それはある意味騙しであり、そういうことをやるから読者は減っていくのです。

 

 言葉の最大のメリットは「嘘」がつけること。そして、言葉によって嘘を本当の様に見せることが出来るという事にあると思います。

 

 本が読まれなくなったのもそのせいで、嘘を幾ら見ても何も残らないから読まなくなったのではないかと思います。

 

 何故、失敗をしたくないか?それは、同僚や目下の者に笑われ、上司や親に怒られるからです。そして、何より、減点されるから。

 

 学校で勉強した人たちは常に100点満点から減点方式で自分の評価がされるのです。従って、高い得点を取るには原点を過ごしでも減らすことが重要であり、だから間違いを嫌うのです。

 

 これが学校教育の隠れて大きなデメリットだと言えます。

 

 しかし、我々が生きることは常に加点方式だと言えるでしょう。何故なら、100点が満点ではないから。私たちの人生はそんなにしょぼいモノではないのです。

 

 無限の可能性を持つ人間にとって人生に上限はない。だから、全ては加点されるだけなのです。当然、失敗も加点されます。むしろ、何もしなければ減点はないけど、加点もないのでその時間に意味はないのです。

 

 学校というのは生徒に順番を付けるさもしい場所なのです。そんなところに居たら人間が小さくなる。現に学校を出た人間ほど小さい人間は居ないでしょう。

 

 小さい事にくよくよし小さい事に悩み苦しみ。今や日本は小さい人間だらけではないでしょうか。

 

 そもそも、人生に於いて成功だとか失敗だとか言っている時点で、実に小さい人間になっていることを物語るのです。そもそも何が成功で何が失敗かさえ知らないのに。

 

 成功や失敗、良い子悪い子などの学校が作った価値観に縛られていると小さい人間に成り下がってしまいます。

 

 そんなことより、自分が生まれて来るのにどれだけの人の力が使われたのかとか、自分がココに居る奇跡とか、一体、自分には何人の先祖が居るのかとか、目に見えない世界に目を向け、自分が持つ無限の可能性に気づくことが大事ではないかと思います。

 

 私たちにとって確かなのは、人生は一度きりであり、そして、いつか必ず終わりが来るということです。この二つの事をしっかり頭に叩き込んで、何を考えどう生きていくのか楽しむべきだと思います。

 

 日本には美味いモノも沢山あるし・・・・