インダストリー4.0の「4つの設計原則」とは? 持続可能なものづくりの重要テーマ解説(ビジネス+IT)  


 コレを読んで何が言いたいのか分かる人がどれくらいいるのでしょうか。横文字のオンパレードで尤もらしいことが書いてあるのですが。

 サスティナブル、SDGs、インダストリー4.0、サーキュラーエコノミー、カーボン・ニュートラル、これらを進めることに依って起こるのは資本主義の終焉なのです。

 先日、電気自動車が脱資本主義になることは書いたわけですが、経済性とは効率的である事であり、無駄を省き、支出を減らすことなのです。

 つまり、経済の発展とは経済そのモノを自ら壊す事なのです。しかし、こういうことを書いてる人は、その意味を理解していない。

 効率を追求した先にあるのは、全てがタダの世界、つまりはお金というものが要らない世界と言うことになるのです。

 そうなることで貧富の差も消える。誰もが欲しい物を欲しい時に手に入れられる本当に豊かな世界が出来上がるのです。

 しかし、そうなると権力は消え、今ふんぞり返っている権力者も消える。権力者にとっては由々しき事態となるのです。

 だから、アベノミクスみたいな反対の行動に出る。その結果、モノが溢れる環境でのインフレという異常事態が起こるのです。

 それは、誰もが豊かさの本当の意味を知らないから。必要以上に何でも買えるお金を持っている事を豊かだと思いこんでいるからです。

 それを人間に例えるなら、必要以上に食べまくった肥満体型、それも身動きさえ出来ない大きさになったバケモノになることを豊かさだと思っているのと同じなのです。

 ある意味、醜い人間になることが豊かであることなのです。しかし、見た目の艶やかさがソレを隠すので誰もが気づかないのです。

 お金というものは無限に貯める事が出来るので、無限の欲望をもたらす。しかし、お金は貯めた時点でお金の価値を失っているのです。

 お金とは交換手段であるので、交換されて初めて価値を生む。交換されないお金は単なる紙切れに過ぎないのです。

 ソレを必要以上に持つことに意味はないし、無駄で非効率と言えるでしょう。つまりは賢くない愚かな行動ということです。

 しかし、実際はそういう人を賢いと呼ぶのです。そして、誰もがバカを目指して生きる。その結果が今日の世界ということになるのです。

 そもそもお金は何の為にあるのかを忘れた事から始まっているのです。それは、先日書いた教育の目的と同じ原理なのです。

 そして、たくさんの横文字を使って経済を発展成長させようと頑張るのですが、ソレがまさか資本主義を自滅させる事になるとは思っていないのです。

 私は、脱資本主義を考えているので、そうした行動には大いに賛成なのですが、ソレが分かっていてやるのと、全く反対の結果を期待しているのとでは大きな違いがあるのを懸念しているのです。

 繁栄を期待して衰退を招くと動揺し自信を失う。それが明日への活力を奪い、希望を打ち砕く。そういうことが少子化という現象にあるのです。

 頭で考えて生きる人間は、頭が傷つき壊れることで死ぬ。ソレが高々経済の話であっても、ソレが生きる全てであれば脳は死ぬのです。

 その兆候は非常に明らかなのです。だから、経済という狭い井戸の中から出ることが大事であると考えているのです。

 お金のために生きることを止めませんか?そうすれば、世界が如何に広いかが見えてくるし、無限の可能性に気づくことが出来ると思います。