トヨタ「ウーブン・シティ」 11月上旬建設開始 一部エリア、2024~25年開所予定(あなたの静岡新聞)  

 

 

 ウーブンという原点回帰を考えるのなら、モビリティから脱却すべきだと思いますよ。それが未来都市という新しいコンセプトなのかもしれませんが。そこに住む人は居るのでしょうか?

 

 まあ、2000人くらいのもの好きはいるかもしれませんが、それに対してどれくらいの投資をするの公表しないのが気になる。この人口減少著しい日本にあって、新たな地域開発が必要だとは思えませんが。

 

 更に、リモートワークするのならもっと良い環境は今でもたくさんある。ワーケーションという言葉が出て来ているのを見れば分るのではないでしょうか?

 

 みんな都市が嫌なんです。もちろん、都市が好きな人は居るけど、そういう人は裾野などに作られた都市ではなく、東京などの都市が良いのです。

 

 いずれ廃墟になる都市を作って何がしたいのでしょうか?

 

 まさか、系列の建設会社に転籍させるための受け皿にするつもりではないでしょう。これから建設会社がたくさん倒産するというのに・・・

 

 今TOYOTAが最もやるべきは企業の解体です。先ずはエンジン部門の大幅縮小。そして、各種パーツ毎の分社化です。これで、これまでのノウハウが活かせて、リストラも最小限に抑えられるでしょう。

 

 もちろん、それをやることでトヨタ自動車という会社が消える。しかし、倒産するよりもましではないかと思います。これまで、お金にモノを言わせ多くの会社を買って来たのでしょうが、それが今や仇となっている。

 

 市場拡大策が、市場収縮という致命的な流れに全滅に危機に瀕しているのではないかと思います。まさに、まさか という状況でしょう。それで原点回帰を思いついたのでしょうが。

 

 原点回帰になっていない。新しい世界を作れば新しいニーズが生まれ市場が拡大するという思い込みに縛られているのです。もはや、新しい世界を作っても、そこに行く人が居ない。

 

 仮に居たとして、その分、現行市場を減らすので市場拡大にはならないのです。もっと、人口減少と少子化に目を向けるべきです。これから、免許返納していく人が増えますが、免許取得者は減少の一途です。

 

 つまり、モビリティはジリ貧だという事。だから、そこに投資しても回収は出来ないという事です。それが分からないという事は、日本一の企業に日本一の経営者が居ないという事だろうと思います。

 

 飽くまで、現在は過去の結果であり、過去にそういう経営者が居たという歴史が見えるだけの事。かつては大店は三代で潰れると言われましたが、今や三代も持たないのかもしれません。

 

 資本主義の終焉に向かって、日本一の企業がこの後どうなっていくかは楽しみで仕方ない。彼らの間違いが未来への大きな教訓となると思うからです。

 

 まあ、大体やることは想像できますがね・・・・^^;