カーマックス業績の予想未達は警告シグナル-米消費者の苦境あらわに(Bloomberg)
イギリスで生まれた資本主義は、イギリスから逃げ出した人たちが作るアメリカで隆盛を極めたのではないでしょうか。何とも嫌味な話ですが。
この世界の掟には、成長と衰退は常にセットにされている。そして、成長する度合いが大きければ大きいほど衰退も同様に大きくなる。従って、最も大きな花を咲かせたアメリカがこれからたどる道は大きな衰退を招く。
しかし、時間的なことで言えば、日本と中国が短期間で大きな成長を遂げているので、衰退も急激になる。日本という国が消えるまで、後数10年だと思われるが、中国もそれに近いと思われる。
ただ、中国の場合、発展が限られているので、衝撃は日本の方が大きいのかもしれない。米国と中国の衰退は、輸出立国の日本にとって致命的になる。
米国や中国が数%落ちるだけで、日本は数10%落ちるだろう。そして、それは中小企業より大企業にとって深刻となる。ここから5年以内に、日本の名だたる製造業は倒産か倒産の危機に陥るだろう。
しかし、資本主義が作り出す幻想の成長世界で生きて来た人間に衰退世界を乗りこなすことは非常に困難だと思う。それが、日本を危機に陥れることになる訳で、とても怖い光景しか思い浮かばない^^;
そういう風にならないために、いち早く資本主義が離脱することを書いているのですが、資本主義教育を受けた人間にそのことは通じないのです。だからこそ、資本主義教育を施す学校教育を止めることを書いています。
こういうことがどういう意味なのかと言えば、例えば、最近話題のワクチンで言えば、新しいウイルスには新しいワクチンがなければ防げないというのと同じようなことなのです。
余計に分かりづらくなったでしょうか^^;
何れにしても、資本主義とは単に経済原理ではなく、思想であり宗教なのです。従って、そこから離脱するのは非常に大変だという事になるのです。
そして、それが拙いのは、日本という国も無くなるし、日本人もこの世界から居なくなるという未来が待っているということ。人間の生きる目的を間違えたからそれは起こるのです。
従って、それは日本だけに起こるのではなく、やがて世界で起こる。日本は世界の先駆けとしてそれが始まり、そして起こるのです。だから、世界を見てもそれは見えない。
世界は今や日本の後ろにあるから・・・・