インフレより恐ろしい「スクリューフレーション」とは このままでは「一億総貧困化」(デイリー新潮)  

 

 

 
〉世界を見回しても、日本ほど長期停滞している国
〉はほかにないので、海外で似た事例はありません
 
 つまりは、時代の最先端を走っているということです。常に、欧米を学び追いつき追い越せだった日本が、本当に追い越してしまったということ。
 
 それは、もう学ぶ相手は居なくなったということです。それに何時気づくのか?
 
 やはり、人類の未来を決めるのは日本人だと言うことになるのです。それは、基本的な宗教のない国民だから出来ることだと思います。
 
 世界を、いや人類を滅ぼすキッカケを作っているのは宗教であり神なのです。神の国に人間は住めない。この根本原理が、神の国を作ろうとして人間を滅ぼす方向に向いている原因だと思います。
 
 善なるもの、聖なるもの、正しきもの、といった仮想現実によって人間は滅ぼされることになるのです。そういうモノを作ろうとする理論によって殺される。
 
 冷静に考えてみましょう。
 
 神が人間を救ったのでしょうか?いや、現実には神は人間を裁いただけに過ぎない。お金が人間を救ったのでしょうか?いや、現実には人間を機械に変えただけに過ぎないのです。
 
 この二千年という歳月を通して、神からお金という神へと人類は信仰を変えて来たのですが、その中で、愚かにも人間は人間同士が争う歴史を作っただけではないでしょうか?
 
 そして、その激しい争いの中で人間は壊れ、その争いに勝つために自ら兵士になり、そして戦闘マシーンへと進化しただけのことです。
 
 そういう内情には目もくれず、ひたすら栄華を求めのめり込むことで、内情を忘れ有耶無耶にしてきただけの事なのです。それは、まるで麻薬と同じではないでしょうか?
 
 そして、今やその麻薬は底を突き、人間は禁断症状にもがき苦しむ。主体を晒し実にみっともない状況になっていると思うのです。
 
 この苦境を乗り越える唯一の方法は、そうした信仰を捨てることです。それは、元々も大した信仰を持っていない日本人にしか出来ないことではないかと思います。
 
 神を捨て紙幣を捨て、人間を中心とした新たな世界を作る。信仰という他者を信じて生きるのではなく、自分を信じて生きる世界を作る。このステップアップが必要だと思います。
 
 真実に値する自分を手に出来れば、全ては変わると思います。人間は自分を信じることなしに生きてはいけないのです。神や紙幣を信じるから滅ぼされる。
 
 その真実が2000年という時間を経て明らかになって来たのではないでしょうか?そして、それを冷静に見られるのは我々日本人しか居ないのです。欧米人では無理なのです。
 
 そのことに早く気付くべきだと思います。日本人にそれが出来なければ、人類は間違いなく近い将来滅びることになる。「人類滅亡へのシナリオ」を読めば分かると思いますが・・・