「退屈だから」名門大学の体育会で大麻蔓延、スマホで薬物を購入する子ども 元麻取部長が抱く危機感(弁護士ドットコムニュース)  

 

 

 結論から言えば、退屈になるのは頭を使えなくなるからなのです。多くの人は賢くなるからだと勘違いしていると思いますが。

 

 名門大学でそうなるという事を見ても分かるでしょう。名門大学に入る人は頭が良いと言われます。それは学校で一生懸命勉強した結果であると誰もが思うわけです。

 

 「学校で勉強すればバカになる」という本を見れば分りますが、人間は勉強するとバカになるのです。特に学校でやるとそうなる。

 

 何故なら、先生の言う通りにするから。先生の言う事をよく聞くことで勉強が上手く行くわけです。それはつまり何も考えないという事です。要は、先鋭の真似をしているに過ぎない。

 

 それは、自分の能力が上がったのではなく、誰かの物真似で上がった様に錯覚しただけの事なのです。それを小学校から高校卒業まで12年間もやれば相当に頭は悪くなります。

 

 考える力は小学校一年生から伸びないから。覚えることほど退屈なことはありません。つまり、それは早い遅いの差はあっても誰だって出来ることだから。

 

 それが他人より早くたくさん出来ることに何の意味も価値もないのです。だって、どんなにそれが出来てもコンピュータには勝てないから。

 

 大事なのは、考える力を養う事です。考える力とは想像力の事です。それは目に見えない異世界を作る能力であり、言い換えれば未来を作る能力と言えるでしょう。

 

 この力がないと生きているのは実に詰まらなくなる。だって、今はない未来は自分が作らなければ出来ないから。その想像力がない人に未来はやって来ないのです。

 

 それはつまり、死ぬまで今の繰り返しとなる。人生80年として20歳前で残りの60年が今の繰り返しであるとしたら、こんな詰まらない人生はないでしょう。

 

 覚えるのが得意な人は色んなことを覚えるのです。そして、それは他人の人生さえも覚えてしまう。今こうなら来年はこうで10年後はこうでと言った具合に・・・

 

 ありもしない未来を覚えてしまうという恐ろしい錯覚に苛まれるのです。

 

 これは悲劇と言うよりも喜劇かもしれません。他人から見れば笑える話でも当人にとっては詰まらない人生という笑えない話なのです。

 

 こういう思い込みは中々解けない。頭が良いと言われる人ほど、こうした思い込みに支配されて生きることになる訳です。そして、実に詰まらない人生を送らされる。

 

 だから、普通は、そこから逃れるために必死で働くのです。その詰まらない人生を考えたくないから。それが国家の思うつぼということです。

 

 更に記憶力良い人は良い仕事をします。何故なら、仕事とは同じ事ことを繰り返すことだから。覚えの良い人ほど正確に繰り返すので良い仕事を出来るわけです。

 

 ある意味、仕事をさせるためには退屈と思う脳が必要だという事。そういう退屈な人生から逃れたいという思いが無ければ仕事なんか誰もしないのです。ある意味、仕事とは実に詰まらないものということ。

 

 大麻に手を出したから危機感ではダメですよ^^;

 

 仕事が無くなって逃げる先が大麻になっているだけのこと。本当は、退屈だと思う脳の退化がまずいのです。それを進める学校教育に問題があるという事です。