在職中の死因は5割が「がん」と突出…会社側の対策は何が足りないのか?(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース  

 

 

 前回に引き続き、この記事を参照して書いていきます。

 

>がんと仕事の両立支援を打ち出している伊藤忠商事では、在職中に

>病気で亡くなるケースは、9割ががんだったという。

 

 既に、ガンは資本主義によって生まれる病気だと書きました。そういうことをいう医者もは当然いませんし、そういうことをいう人は多分居ないと思います。

 

 それも、私の様な専門外の人間に何故そういうことが言えるのか?という疑問を持たれる方も多いでしょう。私にもそれは分かりませんが、メカニズムを考えていくとそういう結論が見えてくるのです。

 

 伊藤忠商事というお金を稼ぐ商いをする企業。それは資本主義の中心的企業と呼べるでしょう。そして、そこで働く人の中で病死される方の割がガンだという事実。

 

 この事実を見て気づかないことに大きな疑問を私は感じるのです。まあ、しかし大抵の人はお金儲けは良い事であり、一部上場企業であるし、高い給与も得られるだろうし、そこで死ぬなら本望だとかんがえるのかもしれません。

 

 まさに資本主義に於ける企業戦士と言えるわけで、学校教育が作り上げた働く機械の最上位に位置する人間になると思われます。しかし、そこで働く人たちにガンが多いという現実。

 

 普通に考えれば、その原因が資本主義にあると導き出すのが自然ではないかと思います。では、資本主義の何がそうさせるのか?

 

 それは、これまで何度も書いて来たように、資本主義が作る競争社会で間違いないと思います。一流の企業戦士ほど病に侵されるという実態がそれを示すのではないでしょうか?

 

 ガンという病気は自分の免疫細胞が自分自身を攻撃することで引き起こされるのです。リュウマチや膠原病などもそうでしょうし、今や人間の病気の大半は、この免疫異常となっているのです。

 

 何故、自分の体を守る免疫が自分の体を攻撃するのか?

 

 それは、競争社会という戦争社会に依って、常に戦闘態勢を維持させられることから起こるのではないかと思うわけです。

 

 人間は心身の関係が非常に強い。それは、本来、他の動物にはない「心」という感情を放つ器官を持っているからであり、実はそれが人間をここまで進化させた原動力となっているのです。

 

 本来の心の働きは他人を思いやる優しさを持っていることであり、それを感知し発揮することが人間の人間らしいところであると思うのです。

 

 何故、人間はそんなにも優しい機能を持っているのか?

 

 それは、人間が他のいかなる動物よりも弱いからです。一人で生きることさえ出来ないとても弱い生き物は互いに助け合うことでしか生きていけない。その為に、他の動物にはない思いやりという優しさを持っている。

 

 そういう思いやりが功を奏して、人間社会は他の動物にはない発展を遂げたわけですが、その成果を見てバカな人間が勘違いしてしまったのです。

 

 動物界の頂点に立つ優れた強い動物と勘違いした。

 

 そこから戦いの歴史が始まるのです。それに火をつけたのが恐らく宗教ではないかと思います。神から選ばれし神の子として持ち上げたことで大いなる勘違いを果たすのです。

 

 その後は、歴史を振り返れば、人間の勘違いに依る愚かな行動が目白押しとなっているので改めて説明することはないでしょう。

 

 そして、今でもその勘違いが続いており、戦いの世界を続けている。

 

 もちろん、それを根っこで煽っているのが学校教育であり、この競争社会で勝つことを強いているのではないでしょうか?

 

 その結果、受験戦争なるバカげた戦争を始めたのです。恐らく、その頃からガンという得体の知れない、自己免疫異常の病気が増えてくるのではないでしょうか?

 

 もちろん、全員がそうなるわけではないので、誰も資本主義のせいだとは思わない。後は、前回も書いたように、病気と称して商材に利用していったというわけです。

 

 しかし、問題はガン患者は増加の一途を辿っているということ。そして、ガン以外の免疫異常の変な病気も同様に増え続けているという事です。

 

 こうした状況は環境の悪化に依るモノであり、競争社会の過酷さが増加していることを意味すると考えています。

 

 人間は競争には向かないのです。人間は助け合う生き物であり、協調社会を作る事が自然なのです。しかし、そういう社会は儲かりません。というより、協調社会にお金など要らない。

 

 つまり、助け合う社会は資本主義の敵なのです。

 

 こうした資本主義が作る環境の病気は今度益々増えていくでしょう。そして、その原因を理解できない人たちは対症療法という似非治療を施し、人間を商材として金儲けを続ける。

 

 殆どの人間はやがて、麻薬中毒と同じように、薬漬けにされ、高い医療費を払うために重労働で早死にすることになるでしょう。資本主義だからそうなるのです。

 

 そういう不健康な体に幸せなど来ないし、輝かしい未来などありません。誰もが何時病気になるかビクビクしながら怯えて生きることになる。

 

 人間とはどういう存在なのか?ということを考える人は居ないでしょう。

 

 しかし、人間が人間らしく生きていくためには、自分がどうであるかという前に、人間という存在がどういうものなのかを知らなければ、理にかなった生き方は出来ないのです。

 

 大事なのは常に「理」です。「理」とは自然のことです。本来の姿の事です。私たちは幼い頃より学校教育によって、本来の姿を消されているのです。

 

 そして、国家が作った人間の姿を目指すように仕組まれている。だから、人生が苦しいのです。辛いのです。自然から生まれた人間に大事なのは自然に寄り添う事です。

 

 そして、人間にはそれを導き出せる英知がある。国家が与える似非情報は英知などではありませんよ^^;くれぐれも間違えない様に。

 

 自分を知っているのは自分しか居ません。その自分を忘れることから騙されるのです。そして、真の英知を持っているのは、自分を知っている自分なのです。

 

 だけども、溢れるような知識と情報がそれを邪魔する。学校ではそれを習得しなければ競争に勝てないと教わるから尚の事。

 

 他人と戦ってはいけない。もちろん、自分と戦ってもいけない。

 

 我々人間は、戦士ではないのです。優士なのです。この世界で最も優しい生き物。それが人間なのです。だから、全てはその優しさを発揮するために使いましょう。

 

 誰もがそうすることで世界は優しいモノになる。そういう世界に犯罪も病気も起こらないのです。私たちは世界で最も優れているので、そういう世界が実現できるのではないでしょうか?

 

 頭とはそういう事の為に使うものだと私は思います。何の価値もない紙切れに使っちゃだめです。そういう間違った頭の使い方をするから人間は苦しむ事になるのです。