なぜ「100万円以下」の軽自動車減った? コンパクトカーとの立ち位置は逆転? 今後の軽規格はどうなるのか

 

>さらに、ユーザーが軽自動車に求める重要な要素が低価格

>(低コスト)であるため、単純に車両価格が上がったように見

>せるのは得策ではありません。

>そこで、N-BOXではクルマそのものを上級志向へと転換させ

>ることで、クルマとしての魅力が上がったことを強調したとい

>うわけです。

 

 モノは言いようですね。的確に言えば、低価格志向の消費者を騙して高い車を買わせたということだと思います。人間の欲を上手に煽ったのでしょう。

 

 商売とは買い手を如何に騙すかがカギとなる。そして、大事なのは騙されたことに気づかせない事。そういう点では、高品質の車であれば、別に客は騙されたとは思わない。

 

 しかし、問題はその品質は本当に望んだものなのか?ということになるでしょう。電化製品認多いのですが、便利機能を沢山つけることによって高い金額の商品を買わせる方法です。

 

 では、実際に購入した後、それらの機能をキチンと使ったかと言えば、殆ど使わないし下手したら一度も使うことなく終わるモノもあるでしょう。

 

 数量が増えない場合は単価アップで売り上げを確保するしかないのです。この傾向が顕著になったのは、21世紀に入ってからでしょうか。

 

 そして、マスコミがこういう記事でプロパガンダして後押しすれば、誰も騙されたとは思わないわけです。

 

 軽自動車で200万円なんてあり得ないでしょう。昔は安いのだと50万円あれば新車が買えたのですから。

 

 日本はデフレデフレと騒いで来ましたが、実際は結構なインフレだったのではないかと思います。本当はそれで給与が上がるハズなのですが、販売総額が増えないので現状維持にしか出来ないのです。

 

 これが給与が上がらない原因だと言えるでしょう。まあ、それでも本当は上げられたのでしょうが、企業はいざという時の為に内部留保に励んだわけで、日本経済は時間と共に萎んできたのです。

 

 これから更に販売数量は減る訳で、単価アップを図らないと企業は生きていけなくなるのですが、流石に軽自動車が300万円もしたらだれもかわないでしょうから、そろそろ限界だと思います。

 

 これからは、消費者が賢くなることが重要であり、要らない機能を排除する商品の選択が必要になるでしょう。そういう具体的な行動が賢慮になれば、企業側もそれ追随するしかなくなり、高機能高単価ではなく定期脳低単価の流れが出て来るのではないかと思います。

 

 無い袖は振れない。

 

 これからのご時世無理に買い物をすることは避けたいものです。