これからの未来を考えるに、我々人間は地下に潜るべきだと思います。

 

 地球環境の変化を危惧する人は多いのですが、それに対応しようとする人は居ない。地球環境の変化の原因を探し、それを例えばCO2と断定し、それを減らせばよいという小学生みたいな考えしかない。

 

 そもそも人間ごときが地球環境をどうにか出来ると思う時点でバカだと思うのですが。我々は地球に住まわせてもらう身であり、我々が地球を作ったのではないで、地球環境に対して何も出来ないということに気づくべきだと思うのです。

 

 それが分かれば、人間は激変する地球環境で同意来るかに焦点が移る訳です。宇宙への移住というスケールのでかい話は現実味に欠けるので、将来的な課題とすべきです。

 

 そして、現実的に出来る最も実現可能な選択が地下都市構築ではないかと思うのです。台風、豪雨、地震、津波、隕石、オゾン層破壊と言った脅威は地上に居るから起こる事です。

 

 それらは地下に潜ることで全てクリアー出来るのではないでしょうか?

 

 地下に於けるメリットはそれだけではない。温度変化がないので空調エネルギーを大きく減らせるのと、風雨による劣化がないのでメンテナンスが楽になることがあるでしょう。

 

 非常にランニングコストが下がる。その分働く必要が減る事になる。

 

 そして、この理想的な環境は資本主義では絶対に実現できないという事です。何故なら、不動産というモノがなくなるから。資本主義の根底にあるお金の価値のベースには不動産があるのです。

 

 土地と建物を評価することでお金の価値を維持している。土地に至っては自然の産物であるのに、人間が集まって住もうとするから価値が生まれ、しかも上がっていく。

 

 かつては兌換制度によってゴールドをベースにしていましたが、兌換を止めた時点で、お金のバックグランドは空虚なものになっているのです。それを有益にしているのが土地の価格であり、地下都市および、地下への移住はそれを亡き者にするのです。

 

 資本主義や国家を根底で支えているのは土地。しかも人が集まることで価格が上がる土地が資本主義の基盤であり国家の礎なのです。しかし、日本という地震列島の土地に価値をもたせるとは鬼より酷い仕打ちであり、その隠れた真実に誰も気づいていないのは実に怖い事です。

 

 因みに、土地神話が壊れることで資本主義は壊れるでしょう。人口減少がそれを早めるのではないかと思います。今や日本では空き家が凄い勢いで増え続けており、その中で地価が下がらないことに疑問を持つ人が居ないのは残念です。

 

 まあ、地価が下がれば固定資産税が下がり地方自治体は破産するという状況がそれをさせないのは見え見えですが^^;

 

 脱資本主義を目指す目的の一つには、我々が地球で生き残る為の地下都市構想を実現するという隠れた狙いもある訳です。

 

 地球環境の変化をCO2の責任にいつまでするのか知りませんが、そういう嘘で我々を誤魔化し、資本主義並びに国家を維持しようとする人間がいることは実に残念としか言えません。

 

 人口減少で人類が滅ぼうとも、天変地異で人類が滅ぼうとも、彼らは関係ないわけで、それよりも目先に自分たちの得を守ろうとする実に愚かな人たちだと思います。

 

 地球という星は、人間に為にあるのでない。従って、人間に優しいわけではない。従って、人間がどうなろうと知った事じゃないのです。人間はそのことを自覚し、自分たちの身をそうすれば守れるかを常に考えて行動すべきではないかと思います。

 

 人間同士が争っている場合ではないのです!