新型コロナ罹患について1

 

 風邪ですから何時かは罹るとは思っていましたが、全国で500万人程度レベルで罹ると思ってませんでした。さほど珍しくも無くなっているので改めて記述するまでもないとは思いましたが、折角なので記録として残そうと思います。

 

 始まり近くに住む6才の孫からでした。先週の金曜日に寒い中卒園式が行われ震えていたそうで、夜になって熱を出し病院で新型コロナと診断された。

 

 悪いことに木曜日に妻がその孫と濃厚接触しており、その知らせを受けた時に妻が感染している可能性が出てきました。新型コロナは発症2日前から罹患の可能性があるようで、期待を裏切ることなく日曜日の午後に熱を出したのです。

 

 その時点で私が濃厚接触者となる^^;

 

 私も感染するのだろうか?いや、大丈夫じゃないかと思いつつも1日が経った月曜日の夜に急に寒気に襲われ発熱してしまいました。まさに急転直下という感じで、悪寒がすごく熱が上がるのが分かりました。

 

 測れた限りでは最高38.4度程度でしたが、私は熱に弱いので40度くらいあるような感じがしました。そして強烈な頭痛に襲われ、嘔吐しました。

 

 熱の辛さより頭痛と嘔吐が酷かったです。当初は頭痛に依る嘔吐の様な気がしていましたが、単なる嘔吐だと後に分かりました。

 

 あんなに嘔吐したのは、かつて、ノロウイルスに感染した時以来でした。嘔吐でお腹に力が入るので便意が生じ、嘔吐と便を繰り返して苦しかったです。

 

 夜が明けて、一旦、熱も嘔吐も治まりましたが、吐き気は治まらず病院を予約していく準備をする前に嘔吐したのが最後でした。

 

 妻と二人で小雪の舞う中病院へ行き、妻は抗原検査でその場で新型コロナウイルスと診断され、私はPCR検査を受け昨夕、陽性連絡を受け感染が確定しました。

 

 診断が確定する頃には、熱も嘔吐も治まっており、喉の痛みとたまに咳きをすることはありますが元気になっていました。罹患した夜と翌日があまり眠れなかったせいもあり、昨夜は症状が殆ど消えたお陰でぐっすりと眠れ、健康状態は回復したと言えるでしょう。

 

 不思議なことに、接触のなかった近くに住むもう一人の娘の家族も我が家と同時期に発熱が起こり、昨日、新型コロナウイルスと診断され、結局、三家族とも揃って罹患した形となりました。

 

 回復した状態から振り返ると、発症前に酷く肩が凝っていた気がします。若い頃は肩こりでしたが歳を取ってからはあまりこらなくなり、おかしいなって思っていました。もちろん、今は全く凝っていない。

 

 私たち家族は全員ワクチン未接種でした。私が打たない理由は既に書いたように、死ぬ可能性があることと、ワクチンは効かないからです。

 

 別に、妻や娘たちに強要はしていませんが、それを話したので、接種していないのかもしれません。このウイルスは殺人ウイルスではないということは罹患して改めて感じました。

 

 まさしく風邪ウイルスであり、ちょっと強いとも思えるけど、完治まで三日掛からないので、普通の風邪に過ぎないと思います。ただ、一つ怖いのは、新型コロナウイルスで盛んに言われたサイトカインストームであり、そこから引き起こされる心筋梗塞や脳梗塞です。

 

 特に、私たちの様に60歳過ぎた人間には、このリスクが大きいわけで、熱が上がっていく中で心臓の鼓動が酷くなってくるのを感じた時、このまま寝てしまった心筋梗塞が起これば死んでしまうかもと思い、とっさにスマホのメモ帳にちょっとした遺言を書いてしまいました^^;

 

 人は滅多なことでは死にませんが、色んな状況が重なれば健康に見える人でも突然死んだりすることはあるのです。風邪だから安心という事はなく、昔から風邪は万病の元と言われるように、罹らないことに越したことはないというのは間違いないでしょう。

 

 そういう点に於いては、まだまだ免疫力を鍛えるしかないと考えている次第です。本当に人間に無害で100%効くワクチンがあれば接種したいと思いますが、今の医学者レベルでそれを作る事は出来ないと思います。

 

 とは言え、地球上には色んなウイルスや細菌がある訳で、しかも、彼らの方が我々より先住しているので、彼らとの接触を断つことは出来ないわけで、やはり、それにかつ免疫力を鍛える方法を考えることが最も有効で安全であると思うのです。

 

 そういうことを真剣に研究する医学者が出てくれば良いのですが、残念ながら、それはお金にならない、要は儲からない^^;

 

 そういう意味でも、我々にとって本当の敵はウイルスではなく、やはり資本主義ではないかと思う次第です。というのが、今回の罹患に於ける私らしい結論となります。

 

 長くなるので、実務面の話は次回に纏めようと思います。