いきなり討幕と倒幕の字を間違えまして^^;

 

 日本語は実に難しいというか奥が深いですね。江戸末期に薩長が目指したのは討幕で、幕府を攻め滅ぼすというものであり、幕府はそれに対抗することなく倒幕(大政奉還)に応じたわけです。

 

 江戸の町を戦火にさらさないという賢い選択であり、世界中にこうした大政奉還という権力者が権力を放棄することで終結させるという展開は少ないのではないかと思います。

 

 通常は攻め滅ぼされるわけで、そこには無益な殺生しかない。それを面目を重んじる武士が決断したわけで、意気地なしというのか賢いというのかの評価は分かれるかもしれません。

 

 個人的には常に結果より経過が大事であると考えています。この倒幕運動に於いてもそうであり、意識ある国民が自立に目覚めることが最も重要であり、別に幕府があろうとなかろうと関係ないのです。

 

 現に、今日の私にとって政府の存在はどうでも良いのであり、政府が何をやろうと上手くいかないと思っているし、それでこちらに不利益が生じることは結果的にないと思っています。

 

 要は、そういうことがあっても対応できると思うから・・・・

 

 しかし、大抵の国民はそういう政府に振り回され、人生を無駄にされて苦しむわけで、その結果が少子化であり人口減少となって日本人を葬り去ろうとしているということです。

 

 日本人が夢や希望を失っているから結果的にそうなるのですが、人にとって未来とは何なのか?ということが理解できていないからそうなるのです。

 

 色々と難しい話に聞こえるかもしれませんが、根本にあるのは、自分の幸せであり、人の幸せなのです。それを勘違いすることで人間は絶滅することになる。

 

 しかし、その根幹の誤りを正すのは非常に難しいわけで、その為には、もっと個々人が自分の事を知らなければいけないと思うのです。人間という生き物は意外に自分の事を知らない。

 

 敵を知り己を知れば百戦危うからずという言葉にあるのですが、大事なのは敵を知ることより己を知ることではないかと思うのです。何故なら、己の中に敵がいるからです。

 

 己の中の敵・・・きっと、それが他人であり、人間という生き物が本質的には繋がっているという事なのではないかと思うのです。

 

 とは言え、こうして単純化すればするほど逆に分かりづらくなるわけで、他人に何かを伝えることの難しさではないかと思います。

 

 目指すは、討幕ではなく倒幕。果たして21世紀に大政奉還は起こるのでしょうか?カギは権力者が大人になれるかどうかではないかと思います。

 

 人間にとって本当に大事なものは何なのか?

 

 これが分かることで人間は大きく成長し変わることが出来ます。そして、それが出来る人が増えれば人類の滅亡は止められる。言葉にすればとても、簡単な事ですが、実際には不可能と思えるほど難しいかもしれません。

 

 すべては、自分にとって本当の幸せを得れば分かるとだけ言っておきます。きっと、それを得た者が大人だといえるのではないかと。

 

 幸せと言えば、ハッピーエンドという言葉が思い出される。あんまりハッピーフォーエバーとは言いませんよね。歳を取るに従い死と幸福は深い関係にある様に思うのです。

 

 まあ、のっけから漢字の間違いで始まったわけですが、やり方は間違えない様に細心の注意を払いたいと思います^^;