天下国家は誰が考えるのか?の続きになるのですが、日本では、東京を中央、その他の地域を地方と呼ぶ傾向にあります。中央の意味は何かと言えば、それは首都であり国家の中枢という意味になると思います。

 

 かつて、田舎に住んでいた時は、東京の人間は常に国家の事を考えている^^;みたいなイメージがありました。だからこそ、田舎を棄て東京に出てきたのでもありますが。

 

 中央官庁があるからというだけで、東京は単なる大型の地方に過ぎないというのを知るには時間は掛かりませんでした。

 

 逆に、東京の方が一旗揚げようとビジネスに没頭していて、天下国家どころではないというのが現状ではないかと思います。そういう点では少しのんびりしたした地方の方に天下国家を考える人たちが出る可能性があるのかもしれません。

 

 それは歴史を振り返れば分かる事で、明治維新を引き起こしたのは薩摩と長州の脱藩武士であり、天下国家を案じた田舎者であったと思います。

 

 ビジネスというのは盗みです。如何に相手の良い所を盗むかが勝負だと思います。つまり、東京は盗人天国となります。もちろん、法にかなった盗みですのであしからず^^;

 

 互いに利用し合い盗み合いながら利益を得てい行くわけで、そこに未来はないのだと思います。東京に出てきて、それに嫌気がさして地方に戻る人も多い事でしょう。

 

 しかし、それで成功しても中身がないので長続きはしないでしょう。ソフトバンクが良い例ではないかと思います。

 

 ご存知のように、東京は日本で一番少子化の都市です。恐らく、いずれ老人都市となるのは目に見えているわけで、孤独死が嫌なら田舎に帰ることも視野に入れるべきかもしれません。

 

 東京に林立する高層ビル群は近い将来大きな負の遺産となるわけで、別に私が建てた訳ではありませんが、高層ビル群をまじかで見るたびに後世の人たちに申し訳ないと思う次第です。

 

 そういう負の遺産をこれ以上残さない為にも、早く資本主義を捨て、お金儲けを止めることが大事だと思います。

 

 何れにしても、全国津々浦々で同じカリキュラムで行った学校教育によって、日本人は金太郎飴みたいになっており、規模の大小はあるものの中央も地方もないどうしようもない国に成り下がっているのは確かだと思います。