とまあ、いきなりデカいタイトルに驚かれた方も居るかもしれません。私のブログを見て来られた方には特に驚きはないと思いますが^^;

 

 私は、小学3年生の頃に「養老の滝」という本の感想文で世界平和を導き出した変わり者であり、その延長線上に今があるわけです。若いころより、目先の事より未来の事ばかり考え、自分の仕事より国家をどうすべきかと思う青年でした。

 

 周りからはよく、「それはお前が考える事ではない。偉い人たちの考える事だ」という指摘を受けたのですが、そう思いながらも、どうしても我々の幸せは環境を整えることが大事だと思い、ブログや本などで発表してきたわけです。

 

 そういう中で、この天下国家は誰が考えるのか?という問いの答えを得たので書いておこうと思いました。

 

 答えは、我々みたいな社会の流れに乗れない人たち。この時代に合わない人たちという事です。そういう内容の話は以前にも少し書いた気がします。

 

 天下は天上人が決めるモノ。みたいな言い伝えがあるのですが、それを実践にしたお陰で、天下国家は荒れ果てているのです。

 

 何故、天上人が天下を考えてはいけないか?というか、天上人は天下を考えないのです。何故、彼らが天上人になれたかと言えば、天上人になる為に頑張ったからでしょう。

 

 そうなんです!^^;彼らの目的は天上人になること。自分の地位や名誉や財を築くことなのです。それを天下国家を語りながら成し遂げていく。要は、天下国家はどうでも良いという事です。

 

 天下国家を左右するのは政策となりますが、政策で大事なのは、その政策が如何に自分の目的(地位や名誉や財を得る)に寄与するかとなるのです。

 

 そりゃ、政策が歪みますよね。歪みまくりではないでしょうか。彼らの目的達成の為には、色んなパトロンに良い顔をしようとするわけで、必然的に政策は常に骨抜きとなる^^;

 

 つまり、天上人が天下国家を考えないということは、天下国家の司令塔が不在という事になる。それは船長のいない船と言えるでしょう。そんな怖い船に乗る人は本当は居ないのですが。

 

 最新鋭の豪華客船なので、その怖さが見えないのだと思います。

 

 そして、航路を逸れた船は、海底の浅瀬で船底には穴が開き静かに沈み始めている。もちろん、それに気づけるのは船底に居る人たちです。しかし、甲板や艦橋に居て豪華客船を堪能している人たちに船底の人の声は届きません。

 

 所詮「お前らみたいな下っ端の人間が余計なことをするな!」というお叱りを受けるだけではないかと思います。

 

 要は、天上人に危機が伝わった時には手遅れになるという事です。従って、社会の底辺で生きている人たちことそ天下国家を考えなければいけないという事なのです。

 

 地位も名誉も財もない人たちこそ、この未来を純粋に考えられるのではないかと思います。だから、個人的には、そういう社会の恩恵に与からない人たちの中から天下国家を考える人が出て欲しいと思うのです。

 

 国家権力にすり寄るのではなく、主権者として国家権力を抑え込む力を発揮して欲しいと思います。国家権力とは暴れ馬の様なモノだと思います。この強大な力を万人の為に使うにはどうすれば良いのか?

 

 私的には、それは無理だと思うので、国家から逃げる事を提案するしかありませんが^^;

 

 何となく天上人とか天下と言えば、神の国近いイメージがあり、神の様な凄い人間が集まっているのかという印象を受けますが、かつての外務大臣が呼んだように、そこは神の国というより伏魔殿であると思います。

 

 そこに清い心を持った人間など居ない。居るのは魑魅魍魎とその手下だけではないでしょうか。もちろん、見た目は立派な紳士淑女ばかりですがね・・・^^;

 

 今後、伏魔殿から繰り出される政策と呼ばれる悪魔の指令によって、人間社会は更なる地獄となっていくのではないかと思います。後5年もすれば、ここに書いた意味が多くの人に分かる日が来るかもしれません。

 

 最後に、間違っても伏魔殿に入っちゃダメですよ。ミイラ取りはミイラにされる宿命があるので。絶対に天には昇らないでください!