前回の内容で少し追記すべき点に気づいたので書いておきます。


 実は9月23日に書いた「死者数が増えてる気がして」をみると分かるのですが、致死率は1.4%でした。ソレが今日は2.4%となっているのです。


 僅か5日で1%の上昇となっている。ブレイクスルー感染率については東京は分からないのですが、いつだったか広島で5%程度だったと記憶しています。


 ソレがさっきの計算で分かるように13%まで上昇している。従って、今後のブレイクスルー感染がこのまま増えていくとどうなるかをシュミレーションしてみようと思います。


 前にも書いたように、最初のファイザーの治験データではプラセボワクチンでは99%の予防効果があり、本物ワクチンの効果が99.9%という数字をベースに考えてみます。


 この数字から見えるのは、未接種者の感染率が1%で接種者の感染率は0.1%となります。プラセボワクチンは実際は効かないので未接種と変わらないと仮定します。


 まあ、この仮定が妥当かどうかについては意見が分かれるのは仕方ないですが、未接種者が多い時期を総合的に見ると、概ね1%の感染率という数字が出ており、仮定は証明されると思います。


 日本の人口を1億二千万人とすれば、その1%は120万人になります。昨日時点での感染者総数はおよそ170万人であり、50万人ほど多い結果となりますが、率にすると0.4%程度で、ほぼ想定の範囲ではないかと思います。


 これからまだ増えると言うご意見はあろうと思いますが、現在の急速な減少を見る限り、終息する可能性は高いと思いますので、増えても200万人ほどではないかと思います。


 では、ブレイクスルー感染がどれ位起こるかと言えば、0.1%と感染率から、およそ12万人ほどになるでしょう。


 その致死率は約20%で24,000人ほどが、新たに亡くなる可能性があると思います。現在までの致死率はおよそ1%であり、仮に、新たに未接種者から30万人の感染者が出れば、およそ3,000人ほどが亡くなる事になるでしょう。


 つまり、これまでの死者数17,514人+3,000人=20,514人になる。コレがワクチン未接種者の死者総数になると言えるでしょう。


 だけども、ワクチン接種者によるブレイクスルー感染で亡くなるのは24,000人も出てしまうという恐ろしい結果が出る可能性を秘めているのです。


 もちろん、ワクチン接種で亡くなった1,000人以上も加えなければいけないでしょう。


 結局、こういう検証が出来ていないのです。効く効かないだけを見るから見つけられないのです。


 mRNAワクチンは、理論上ありましたが実用化したのは新型コロナウイルスが初めてであり、それまでは出来ていないのです。


 そして、高い効果だけを治験で確認して、直ぐに大量生産を始め直ぐに世界中で接種された。その結果何が起こるかは考慮されずに。


 ただただ大量に作れるというだけのワクチンであり、多少の感染防止は出来ますが、ウイルスに侵入されると何も出来ないワクチンであり、結局ニセモノワクチンなのだと思います。


 ある意味、プラシーボ効果で99%も防げる脆弱な新型コロナウイルスだから使えたワクチンであり、だからこそ損害も軽微となるのです。


 とは言え、2万人の犠牲で済むところを4万人を超える犠牲者を出すとしたら、ソレを軽微と見てはいけないと思います。


 このシュミレーションが当たるかどうかは分かりませんが、出来れば当たって欲しくないと思います。


 しかし、それでもこの様な無謀は今後2度とやるべきではないと思います。それは単にツイていただけであり、そういう無自覚はいつか破滅に繋がると思いますので。