今や文学に限らず全ての学問は役に立ちません!
 現状を見れば分かるのではないでしょうか?

 確かに江戸時代までの様に、時代の進化が遅く殆ど変わらない頃には役に立つことも多かったとは思います。

 かつては温故知新がもてはやされたのですが、コレは真っ赤な嘘であり温故知故が真実だったのです。

 人は学ぶことで考えなくなるのです。考えるとは想像すること。そして、未来は想像しなければ作れない。

 昔の偉人をもてはやす風潮が有りますが、ソレは学ぶからそうなるのです。学ぶことで人は過去へとタイムスリップさせられる。

 頭脳が江戸時代に戻れば、この時代を良くする力を持てるハズもない。その結果、時代はドンドン悪くなり人々は生きづらくなるのです。

 この理屈を知りたければ「学校で勉強するからバカになる」を読んで下さい。

 つまり、我々は知らぬ間に退化しているのです。その象徴が痴呆という脳の退化と言えるでしょう。

 ソレが示すのは人類の退化=滅亡ではないかと思います。人類は天変地異で滅亡させられるのではなく、自らの退化で自滅する道を歩んでいる。

 この危機は学ぶ限り見えないと思います。何故なら、学ぶことで後ろ(過去)を見ているので前(未来)が見えていないからです。

 絶望する人が増えるのもそのせいです。変えられない過去に夢も希望をありません。

 未来に目を向けるには学び(過去に戻ること)を止めるしか手はないのです。学んで未来を築くことは出来ないのです!