〉余ったお金がさらに集まる「富の一極集中」

この事が資本主義に止めを指すのです。過不足が出るというのは非効率な証拠。今や効率を追求する資本主義の最大の敵となっている。

集まったお金が再投資されなければ市場は収縮していきます。企業の内部留保の多さがそれを示している。

お金は本来、人間で言えば血液と同じなんです。滞ることなく循環してこそ健全な肉体を維持できる。

「学校で勉強するからバカになる」ので、お金を溜め込むことを自慢するのですが、それは、むしろ、お金を運用できないバカとアピールしていることに気づいてないのです(^-^;

血液が滞ることで体の一部は壊死を始めるし、一方では上静脈瘤や動脈瘤が至るところに出来て破裂寸前となっている。

人間社会は、何時死んでもおかしくない危機的状況なのです。

人間であれば、投薬や手術によって改善を計れますが、人間社会に特効薬はないし手術を受け入れる事もないでしょう。

ただ、血液その物を捨てるという方法ならば可能だと思います。人間社会を死へと導いたお金を捨てる。

そして、それに変わる新しいモノを作る。人間を人間らしく生かすモノをお金の代わりに据えれば再生可能だと考えています。

それが「思いやり」だと思うのです。人間だけにある資質。自分を思いやり、他人を思いやる心で築く新たな社会。

もし、これが出来れば全ての人が幸せになれると思うのです。