「学校で勉強するからバカになる」はアマゾンでしか買えないのですが、宣伝不足と言うよりも知名度の無さが幸いして、ごくごく限られた人にしか読まれていません^^;

 

 ところが、そのごくごく限られた人が書籍のページにレビューを書いてくださっていました。お子さんが不登校みたいで、この本が役に立てたみたいでした。

 

 とても嬉しかったです。どちらかと言えば、沢山の人に読んで貰いたいというよりも、たった一人の為に書いた感じだったので。

 

 我が子が学校へ行けないこと、行かないことを悩む親は多いと思います。だって、みんなとは違うことをしているのだから。

 

 でも、この本を書きあげて、学校へ行く方が問題なんだと確信しています。私の子ども時代は学校へ行かないことはあり得ないことであり、私自身もケガや病気以外で休むことはなく、それなりに楽しく学校へは行っていました。給食は不味かったけど^^;

 

 でも、大学で行けなくなった。高校までとは違い、誰からも強制されない大学に行けなくなった。別に大学に問題があったわけでもないけど、要は勉強が嫌いだったという理由かもしれない。

 

 そして、ドロップアウトしておよそ30年以上苦しんできたと思います。何も考えずに学校へ行き続けた代償は大きかったと。しかし、そのお陰で、この本が書けたのだから良かったと思っています。

 

 何も考えずに言われたとおりにしていると、いずれ、そのツケを払わされることになる。自分としては、どうして誰もそれを教えてくれなかったのか!という思いがあるわけです。

 

 だから、自分はそれを本にして伝えている。自分は答えを得たから後悔はしていませんが、答えが得られなければ後悔しただろうと思うわけです。

 

 個人的には学校教育は止めるべきだと思っています。政府に教育を委ねるのは危険だから。教育は親がやるべきだと思っている。何故なら、我が子を最も愛し知っているから、その責任を追えると思うのです。

 

 学校に行かないこと、行けないことは大したことではありません!

 

 ホンの些細なことなのです。だけど、恐らく子どもにとってはとても大きなことでしょう。それを些細なことなんだ!と教えてあげるのが大人の務めだと私は思うのです。

 

 大事なのは、学校に行くことではなく、自分で考えて行動すること。

 

 考えるとは、想像することであり学ばなくても出来ることです。恐らく、未就園児は、想像の天才ではないかと思います。大抵は幼稚園に行き学校へ行くことで、想像することを妨げられます。

 

 知識とは想像に枠を嵌めることなのです。そうやって、強固な枠の中で想像することは疲れるし時間の無駄となるでしょう。

 

 学ぶ前の幼き頃は想像しか出来ませんが、学ぶことによって覚えるだけで想像することは出来なくなるのです。そして、考えるのではなく選ぶ人生になる。

 

 誰かが歩いた道を学び、その道を選ぶ人生なのです。でも、それは詰まんない人生なのです。だって、模倣だから。オリジナルではないから、そこに自分の満足はないのです。

 

 大抵の人は悩みと迷いの人生を送るのではないでしょうか?

 

 学校で学んだ人の人生はそうなる。しかし、学ばない人は自分で考える=作るしかない人生を進むしかないのです。そこに悩みや迷いはない。だって、何もないのだから迷うことも悩むことも出来ないわけです。

 

 それは、とても楽しい人生になるのではないでしょうか?他人とは比べられない自分の人生。自分だけのオリジナルの人生。思い通り描けば良いだけの人生。

 

 他人とは比べないから成功とか失敗とかいうことはないのです。楽だと思いませんか?私は全ての人にそういう楽で楽しい人生を歩んで欲しいと願っているのです。

 

 その為には、学校教育を無くすこと。むやみに学ばせないこと。先ずは考えさせる=想像させることを基本にすべきだと思うのです。

 

 でもね、考える人は必要に応じてキチンと学ぶのです。だって、自分の想像したものを形にするには、その方法を学ばなければならない。でも、飽くまで基本は考えることなのです。

 

 まあ、言葉にすればたったこれだけのことですが、この違いによる人生の違いは計り知れないわけです。

 

 私にとって、この一つのレビューは無限の力を与えてくれた気がします。お名前が書いてなかったのでどなたかは分かりませんが、この場を借りて厚く御礼申し上げます。