セタナカの指導で特に力を入れているのが、マルつけあとの見直しです。
多くの生徒が問題を解くことに力を注ぎます。ところが、自分の答えが間違っていたときに、ただ赤ペンで正しい式や答えを書き写すだけのことがあります。また、解説を読んで終わりにしてしまう。
この勉強の仕方では、自分の力を伸ばすチャンスをみすみす逃してしまいます。
そんな生徒を見かけると「問題を解くことも勉強だけど、解いたあとも大事な勉強だよ。」と声をかけて、一緒に解説を読んで、一緒に問題をもう一度解きます。見直しの仕方を体験させるのです。そのあと、必ず自分一人でも解き直してもらいます。解き方を身につけたかどうか確かめます。
間違いは単に「解けなかった問題」ではなく、「これから解けるようにする問題」です。間違いが正解になるわけですから、それはつまり、得点がアップするということです。
成績を上げる勉強のひみつは、マルつけのあとにあります。