自然がおりなす風景 | 山彦が吠える《冒険登山家 栗城 史多氏の自称追っかけ親父》

山彦が吠える《冒険登山家 栗城 史多氏の自称追っかけ親父》

[登山家]ならぬ [父さん家?]の駄ジャレ親父 どうぞ笑ってやって下さい。

ヤッホ~~
ナマステ。今ようやく、口頭で更新ができています。
エベレストから帰っても、保温のためにミトンをしています。連日、38度の高熱が出ます。

凍傷の方は、重度で血管拡張の点滴が激痛で腕が全然動かせませんでした。カトマンズでは、多少歩くことができましたが、右足の凍傷の痛みが激しくなり、病院に着いてからは移動は全てストレッチャーです。

一人では何もすることができず、また何かをしたいと思っても熱が高くて動けませんでした。今は点滴も終わり、解熱剤で少し調子が良くなっています。

肝心の指の方は、左手親指と両手の指数本は、第一関節から切断することになりそうです。
ただ、時間を掛けて少しでも長く残せるようにしていく方向で、入院はかなり長くなりそうです。

指を失うということはやはり悲しいことであり、今後またエベレストやヒマラヤに行きたい気持ちにどこまで応えられるか正念場です。
僕は3歳の頃に人差し指を事故で切断したことがあり、亡き母がその時に懸命に看病してくれたことを今でも覚えており、そのことを思い出すと言葉が出ません。

お見舞いに来てくれた方が、「夢があればまた指が生えてくるよ」と言ってくれました。

結果として今があるわけですが、ホーンバイン・クロワールに向かって行ったことを後悔しているかというと、少しも後悔していません。

あの強風の中で、あれ以上行っていたら帰って来られなかったし、自分とエベレストが対話するギリギリのラインが、ホーンバイン・クロワール入り口の8000m地点でした。
今でもベッドの中で、まだ登っているのではないかと思うくらい、感覚が残っています。

それにしても病院の食事は美味しいし、支えてくれる看護師さんやスタッフさんがいて、本当に幸せ者だと思っています。

今度からは、病院から更新していきます。ちなみに、あまりニュースなどを見ることができないので、今何が起きているいるのか、皆さん教えてください。

僕は、必ず復活します。
 栗城さんは入院加療中、凍傷治療の専門医による様々な試みをしながら、回復に向け顔晴って様です。

 最悪 第一関節よりウンヌンと有りますが、その中でも親指だけは無事であって欲しいと願います。

 彼のことです、こんな事でへこたれることは無いでしょう。たとえ義手義足でも必ずやセブンサミットを成し遂げる事でしょう。そう在ることを願い応援し続けます。

  Mr.クリッキー!!NO LIMIT!!
 一日も早い 回復をお祈り申し上げます。


 さて あき深し・・・・・・・蝦夷地道南 瀬棚から こちらの風景からご覧ください。
  
   朝の風景です。街一面が雲に覆われているように見えます。

 秋に観られる風景で、今金町から、瀬棚にかけて流れる、清流日本一の川「利別川」(トシベツガワ)に水温と気温の差で出来る「ガス」と呼ばれる霧のようなものがかかります。

 幻想的な秋の風景です。

 この河川は豊富な栄養を日本海に運び、豊な海を造っています。


 さて一方 こちらは紅葉ならぬ黄葉です。
 
 紅く染まる葉が少ないのです。

ごく一部にはこの様な紅葉も
 



 そしてこちらは8月の丘の風景
 
   ふさふさとしたモヒカン刈りの様なこの丘も 今は茶髪に染めて
薄くなる。



 
 
 まさに自然が織り成す 芸術の秋。

 小生は酒と つまみに自然と手が出る 食欲の秋。

ヤッホ~~