六本木ミッドタウン~開放感あふれるガレリアが久美を迎えてくれた。
天空を見上げると10月の暖かな陽射しがキラキラと万華鏡の様に反射する。
アトリウムに目をやると、模型のような一風変わった家が飛び込んできた。
久美は、目を丸くして吸い込まれるように家に入った。
4月のミラノ・サローネで発表されたエルメスのメゾンだ。
紙の筒~紙管(しかん)を用いて特別にデザインされたパビリオンは、
紙を素材にした優美な建築物を設計し世界的な評価を受けている建築家、
坂 茂(ばん しげる)と、ジャン・ドゥ・ガスティーヌによる設計。
内部には、現代作家のデザインによる新作家具が置かれている。
機能性と快適さを追求したライフスタイルの提案は、
エルメスらしいと思った。
エルメスらしいと思った。
久美はイタリア語を専攻していたこともあり、
イタリア・ブランドが好きだが、エルメスだけは別格だった。
時計の針は午後1時になろうとしていた。
「あ!いけない」
久美は2階へのエスカレータを足早に上がり、
クラス会が行われるSILIN火龍園(ファン・ロン・ユェン)を探した。
「久美、遅いよ~!」
優子が手招きして店先で待っていた。


の赤に バジルの緑
赤のソースをつくる
緑のソースをつくる
かぼちゃのニョッキの生地をつくる
かぼちゃのニョッキをゆでる
盛りつけ
