Ola!世田谷コンシェルジュの影山愛見です。
今回はスペイン料理ということでスペイン留学時代に本当~に
よく食べたパエリアを紹介したいと思います。
さて、このパエリア、スペインのバレンシア地方の郷土料理なのですが、実はパエリアという名前は、あのお鍋からきているのです。
週末あたりになると家にある具材の残り物をご飯と一緒に煮込むのにパエリアという鍋が丁度よかったのですが、いつしかそのまま
料理名となっていったようです。
バレンシア地方は海の近くで海の幸が豊富なので、
実に様々なバリエーションがあります。
また、地元のお祭りの際はバレンシアオレンジの木を薪にして
パエリアを頂きます。なんとも贅沢!!
さて、そんなパエリアですが、今回は二子玉川と銀座にあります
「ガウディの舌」のシェフ直伝のパエリアをパーティーの際に
作ってみました・・。
☆材料☆
◆好きな魚介(エビ、貝など)
◆ニンニク1かけ
◆玉ねぎ半分
◆サフラン水
(サフランを1つまみほど最初に500CCの水で2~3時間つけておく)
◆市販 コンソメ
◆市販 フュメドポワゾン(魚介風だし)
◆白ワイン
(パエリアでは赤は使いません。特に辛口なものが料理向きだそうです)
◆トマトジュース※スペインではソフリトを使用
(ニンニク、玉ねぎ、パプリカなどをトマトで長時間煮込んだもの)
◆ジェノバペースト※スペインでは旨みやコクだしにピカーダ使用
(ニンニク、パセリ、ナッツ、白ワインをオリーブオイルと一緒にすり潰したもの)
◆米2合
◆レモン、パプリカ、パセリなど
○⇒鍋 ●⇒パエリア鍋
○まず、お鍋にみじん切りしたニンニク&玉ねぎを炒め、その鍋に
白ワインを入れ魚介類に味付け。
●その際エビなどの塩気の少ないものは塩をふりパエリア鍋にて
軽く炒める。魚介類はそれぞれの鍋からいったん外へ。
○魚介を取り出した鍋にトマトジュースを1煮立ちさせたのち、
サフラン水、コンソメ類の調味料を入れる。
○最後にジェノバソースをいれ、スープ完成。
●パエリア鍋にオリーブオイルを入れ、米を洗わずに入れて
透明になるまで混ぜながら炒める。
●スープを注ぎ、お米が平らになるよう鍋をゆらし、
先ほどの魚介を入れ、ふたをして18~20分中火で炊く。
●炊き上がったら蓋をあけ、レモン、パセリ、パプリカ等を
盛り付ける。
完成!ほぼ、ガウディさんのレシピ通りです。
友人の家に招かれた際、せっかくなので出来立てを出したいと思い
具材とお鍋を持参していったのですが、なんとレシピを忘れてきて
しまい、魚介を炒めたあとはすべてパエリア鍋にて
いっしょくたに煮込んでしまいました。
が・・・とてもおいしく頂けましたよ~♪
さすがはスペイン料理。
そして我が家に人を招いた際はマドリッド風(鶏肉)で
作ってみました。エビを手羽元に変えたのですが、
大なべで、しかも具材も色合いも本当に豊かで一気にテーブルが
華やかになります。しかもアレンジ自在の万能選手!
ちなみにサイドメニューにはトルティーリャ、こちらもよく
作るのですが、中身は合いびき肉にしたり、トマトとオリーブに
してみたり色々と楽しんでいます。
簡単でしかも大人数でわいわいと戴けるのも
スペイン料理の魅力。
ぜひ皆さんも自分流にアレンジして家族や友人たちと
味覚の秋を楽しんでみませんか?