こんにちは。ちょっとだけ用賀寄りで、深沢と弦巻に挟まれた桜新町2丁目にある中学受験、高校受験、中高一貫校のサポートに強い個別指導塾のスタッフで、2人の子どもを育てる母親でニコニコ

今回は、中学受験塾スタジオキャンバス代表、矢野耕平さんのぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験についてお伝えいたします。

「中学受験への向き合い方について再考したい」「週例テストや模試の結果で一喜一憂し、苦しい」という方は、ぜひお読みくださいアップキラキラ

【中学受験】ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験 最強と最凶の分かれ道 とは



ぼくの考えた「さいきょう」の中学受験 最強と最凶の分かれ道は、202年1月に祥伝社新書から刊行されました。
 
公式サイトではこう紹介されています。

中学受験に映し出されるのは「親の姿」

過熱する中学受験の受験者(首都圏)が、2023年には
5万2600人(私立+国立)に上った。
少子高齢化が進む日本において、異常な盛り上がりを見せており、
〝受験沼〟にハマる家庭が増えている。
本書は、指導歴30年を数えるベテラン塾講師が、「最強」と「最凶」の
中学受験のあり方を、塾・学校関係者の証言を交えて解説するもの。
「なぜ今受験にハマる親が増えているのか?」
「最凶となる塾選びとは」
「第一志望に合格すれば成功なのか?」など――。
コロナ禍を経て様変わりする中学受験の最前線を解説するとともに、
初期段階から入試本番までを詳解することで、「理想の中学受験」の在り方を提唱する。

 

ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験|祥伝社公式サイトより引用

著者:矢野耕平さんプロフィール

中学受験専門塾スタジオキャンバス代表。大手塾に13年勤めたあと、2007年にスタジオキャンバスを設立。

 

ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験 本書より抜粋

【中学受験】ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験 目次

本書より、目次を紹介させて頂きましょうウインク

序 章 中学受験の「理想」を掲げよう
第一章 中学受験を始める上で考えること
第二章 わが子の世界を広げる受験勉強
第三章 塾が成績を上げられない理由
第四章 氾濫する受験情報
第五章 中高一貫校の特徴とその魅力
第六章 中学受験での親子の関わり
第七章 中学受験のお悩みQ&A
終 章 ぼくのかんがえた「最強」の中学受験
特別座談会――わたしたちのかんがえた「最強」の中学受験
ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験|祥伝社公式サイトより引用

 

ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験 ここがすごい!【3点】

 

私の話で恐縮ですが、私には2022年に中学受験をした上の子と、2026年に中学受験を控える下の子がいます。

本書を一読し、中学受験で知りたい事が網羅されている内容の濃さに感嘆させられました笑い泣き

保護者の悩みや人気が高い学校の変遷など、非常に興味深く読める一冊です。

当事者として心を打たれた箇所を3点、引用して感想を書かせていただきますウインク

わが子の自立を涵養できるか

お通いの塾の保護者会でこんなことを言われる日が来るかもしれません。
「親が子の勉強の管理をしていると、子の学力は伸びづらい。早く子離れしてくださいね」
そんなことを言われても、我が子は親の管理下に置かないと要領よく勉強を進められないし、成績が余計に低迷してしまうに違いない。親が一度管理を始めるとその引き際がなかなかみつからないし、その先生の弁は家庭の実情、わが子の幼さを分かっていない理想論ではないか…。

このように困惑される気持ちはよくわかります。
しかし、「親の管理下に置かれると、子どもは伸びない」という塾の言葉は決して間違ってはいません。
ここでは、事を「ゼロヒャク思考」で対処しないことが必要だと感じます。つまり「勉強を完全に塾に丸投げする」のか、「親が徹底的に子の勉強を管理する」のかという二択で考えるべきではないということです。
たとえば、いままでは保護者が朝の漢字テストの丸付けをおこない、直しの指示を出していたが、これからは丸付けと直しは子ども自身でやらせよう…。
まずは、そんな些細な変化を起こせばよいのです。

ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験|祥伝社公式サイトより引用


小学生に塾の宿題に着手させるには、タイミングが重要です。

学校の宿題よりも難易度が高くボリュームも多いため、自発的に行なうのは少数派と言えるでしょう。

ある程度は、机を整理してテキストを広げたり、集中しやすい環境を整えたりといったご家庭のサポートが欠かせません。

問題を解き始めるまでに子どもの機嫌を取るなど含め、「どこまで、いつまでやればいいの?💦」と悩む保護者さまは少なくないのではと思います(私もそのうちの一人です)。

ものは試しと、算数の演習問題の丸付けをさせたあとに褒めたところ子はうれしそうでした✨

徐々に自分でさせる範囲を増やし、自走できるようになってほしいと思いますアップ

 

進学校か、大学付属校か?

一方で、我が子の進学する大学を中学入学時点で決めてしまって果たしてよいのかという問題があります。少なくとも国公立大学への道を断つという覚悟が要ります。

また、わが子が高校になってから志そうとする進路に適応する学部学科が系列大学に存在するとは限りません。そうなれば、高校生活の途上で「外部受験」の選択を迫られることになります。しかし前述のように大学付属校は「大学受験を前提としない」ゆるやかなカリキュラムが構築されていることが多いため、相当な遅れを取りつつ塾・予備校に慌てて通うことになってしまいます。わが子にとってこれはなかなか大きな試練です。そして、大学付属校の中には「外部受験」を決めると、系列大学への道を放棄したと見なされてしまい、被推薦権が無くなってしまうことだってあるのです。

ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験|祥伝社公式サイトより引用


昨今の中学受験では大学付属校が人気です。

共通テストや私立大学の一般入試の難易度が高まった今日、大学受験で苦労させたくないあせるという保護者さまが増えるのは自然な流れと言えるでしょう。

しかし一方で、授業の進みが早い大学付属校へ進学したことで勉強が苦手となってしまうお子さまも、相当数いるのでは。

その結果、内部進学が難しくなるケースもあるかもしれません。

大学付属校かそうでないかに関わらず、子どものニーズに合ったフォローを実施してくれるという視点も注目したいものです照れ

わが子の中学受験で目指すもの

わたしの考える中学受験で目指すもの。まずは、中学受験弁用で登場する科目や単元の楽しさを子どもたちが堪能し、どれか一教科、いや一単元でも構いませんので「ハマる」という経験を早期にしてほしいのです。勉強は自らの世界を広げる楽しいものという思いが根底にあればこそ、小学校5年生、6年生という本格的な受験勉強を能動的に乗り切れるとともに、たくさんの教養・知識を得られるようになると考えています。

ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験|祥伝社公式サイトより引用


塾の宿題サポートや送迎などで忙しくなってくると、毎日の宿題をこなすことが目的になりがちです。

加えて私の場合、(宿題の進みばかり気にして、友達と遊ぶ機会や自然への触れ合いといった体験が欠けているのでは)と落ち込むことがありましたダウン

しかし時間は有限です。受験サポートの悩みは、中学受験を控えたご家庭につきものと言えます。

ママ友ともわかち合うのが難しいそんな悩みを抱えたとき、本書は有効です。

中学受験の目的が、子どもが中学受験を通して成長し、一人で生きていける力を養うことにあるという原点を気付かせてくれるからです笑い泣き

私にとっても、折に触れ読み返したい一冊になりました。気になる方は、ぜひチェックしてください。

 

 

 

 

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皆様には、感染対策からの段階的な移行について、何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

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