アメリカで信頼できる指標として、S&P500と言うものがあります。最近、かなりの値上がりをしており、さすがアメリカと感じている人も多いと思います。ただ、S&P500の値上がりのほとんどが、マグニフィセント・セブン(アップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット(グーグル)、メタ、エヌビディア、テスラ)と言われる7社が要因だと言われれいる。マグニフィセント・セブンは、S&P500の価格のうち、3割を占めているらしく、アメリカ経済の全体を反映した指標とは言いにくくなっているうような気がします。この指標が今まで通り機能するのか、少し心配です。


インディックス投資のポイントは、分散です。たった7社で三割も占めていて大丈夫でしょうか。


アップルの株価が、イギリス市場の総株数の価格を上回っているのには、違和感を感じます。


テスラの株価がトヨタを超えた時にも、違和感を感じたものです。


マグニフィセント・セブンと言う現在流行りの会社が3割も占めていて大丈夫でしょうか。状況に応じて、入れ替えや割合の変更をしていると思いますが、S&P500の歴史上、これほど分散されずに、また成長も一部の銘柄に集中していた時期があったのかと思うと少し不安です。


今後のアメリカの経済の成長に投資するとしたら、マグニフィセント・セブンにかけることがいいのか、考える必要があるように思えます。もし、マグニフィセント・セブン以外のアメリカ全般に投資するとしたら、どのような指標がいいのか、考える必要があるかと思います。


私として、S&P500より、マグニフィセント・セブンの割合が下げられ、日本や欧州、インドなどの成長の取り込めるオルカンの方がいいように思えます。