『フリーエージェント社会の到来』という本を読んだ。
ここ最近、ノマドの話題が目につくようになり興味を持ったからだ。
まだ半分までしか読み進めていないがいろいろ考えたので書き残しておこう。
本の中で、著者はフリーエージェント(以下FA)は現代にマッチした働き方だと言っている。たしかにFAが魅力的に思える部分が多いので、冷静に被雇用とFAの違いを比べてみようと考えた。
※自分はFAの経験があるわけではなく、以下の記述は本やネット上の情報から個人的に考えたものです。ご注意ください。
<被雇用>
メリット
・企業のブランド力
・リスク分散
・収入の安定
デメリット
・時間の拘束
・仕事の裁量が少ない
・社内政治等の無駄な労力、時間
・収入の上限が限られる
<FA>
メリット
・自由裁量
・成長、人脈形成
・実力に見合った収入
デメリット
・収入不安定
・自己管理できないと無理
・被雇用以上に高い能力が必要
・営業、事務作業等の周辺業務も自分でやる必要あり
上記の内、ブランド力とリスク分散についてはここ数年でかなり変化してきていると思う。
・ブランド力
被雇用で働く場合、個人ではなかなか持ちえないブランド力というメリットがある。例えばトヨタの営業から車を買う際、その営業がどんな人物か詳しく知らなくても、トヨタだから大丈夫だろうという信用がプラスされる。
しかし、この企業と個人の差は急速に縮まりつつある。ホームページやブログ、SNSの浸透により、個人がブランドを築くことが以前より容易になったからだ。
・リスク分散機能
ここでのリスク分散とは、ミスが生じた際の責任をみんなで分散、ケガや病気で仕事できなくなった際も収入が途切れない、ということを想定している。これは集団で仕事をする人間が単独で仕事している人間より優位な点だ。
しかし、これも「組織で仕事している間」という条件の下での話なので、企業の寿命が短くなり、リストラも増えている現在ではメリットが低下している。また、組織の中で長い間仕事をしていると、いざその会社がなくなった時によそでやっていける実力があるかと考えると意外と無い。組織人間は外に放り出されると弱い。
総合的に見て非雇用のメリットが薄れ、FAの優位性が上がりつつある状況にはあるようだ。
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