「明日から新しいお仕事。」
「え?」
「プログラム4本新規に作って。」
「はい?」
「説明は明日するから。」
「はぁ。」


唐突でした。
今抱えてる仕事と平行して、プログラム開発をして欲しいとのこと。
以前から話していた、お荷物プロジェクトからのヘルプの仕事です。

そして当日。


「すいませんねぇ。また呼んじゃって。」


声がでかい担当者Bがいきなり言ってきました。


「~君(私)ならすぐ終る仕事だから。」
「はあ。」
「とりあえず、こことここと…のこの機能を作ってください。スケジュールはこんな感じ。」


スケジュール表を提示され、1ヶ月ビッシリ作業を埋められていた。

「4本新規1ヶ月ですか…しかも今日から」
「大丈夫。もともと似たようなプログラムができてるからそのコピーでなんとかできるハズ。」
「でも私は仕様も何も知りませんよ?」
「そうなんだよねぇ。でも教育すると1週間くらいかかっちゃうから。」
「時間が無いと?」
「~機能については知らないとできないから1時間くらいはするつもりだけど」
「・・・」
「どうやって進めようかねぇ」


ちょっと頭に来ました。(笑


「というか時間無いんですよね?でもプログラムはさっさと作りたいと。」
「そうそう。人がいないので。」
「だったら、機械的な作り方しかできないと思うんですけど。」
「?」
「私が作るプログラムの入力データがどんなので、どのように編集して出力データを作るかだけ教えてくれれば作ることはできると思います。」
「うん。それでも良い。」
「あとは単体テスト方法と、その似たようなプログラムと今回のプログラムとの違いを教えてもらわないと」
「それは既にやっている人がいるから教えられると思う。」
「じゃあとりあえず、そういう方向で作業を進めるということでよろしいですか?」
「うん。何かあったら聞きにきて」


こんな感じで私はプログラムを作成させられることになりました。

正直こういうことは初めてです。


要件を知らない。
機能を知らない。
処理を知らない。


という人にいきなり「プログラミングして」って言うんですから。

私は仕方無しに、上のことを言って作業に入ることにしましたが、これが最良な方法だとは思っていません。

どんなに期間的に厳しくてもある程度の要件、機能、処理を学んだ上でプログラムを開発する方が効率が良いはずです。

私は一番大変であるはずの担当者が何も準備せずに私に「とりあえず作ってくれればよい」というスタンスで仕事の話をしにきたことに腹を立てました。
腹を立てても仕方無いと思いつつ…


私はしばらく廃人と化すかもしれません。。

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