これは私の思い出のために残します

今朝10時14分 父親が亡くなりました




1月3日で80歳になった父
若いころから胃潰瘍やら、前立腺がん、胃がん他
何度も手術し、入退院を繰り返し


両親とも医者が好きで、私とは全く正反対
「素直に医者のいうこと聞き過ぎ‼」
よくケンカしてました。


そんな父
子供が好きで優しくて、孫たちもおじいちゃん大好き!
子守りもよくしてもらいました


子供は仲良しだったけれど、
私がよく出かけることを快く思っていなかった父
何かと「お前は子供のことをどう考えているんだ」と叱られ、
それも嫌で、実家に行っても何も話さず帰ってくることも多かった


そんな中、昨年父親の調子があまりよくないのを聞き、私の出来ることって?
と体幹チューニングや楽健法をしたところ、気持ち良かった様子で
「良く寝れたし、ご飯もいっぱい食べれた、またやってくれよ」と

それから父は、私の来るのを心待ちにしてくれていたと聞き、やっと親孝行できたと思っていたのもつかの間

今年正月明けに行ったら、顔色が非常に悪い
脚の浮腫みが尋常ではなく、足が痺れて痛いと言っていました

その数日後、入院
日に日に悪化し、数日前「今週いっぱいもつかどうか」と

悔いの無いように毎日私も病院に通い、足をマッサージ
「気持ちいい、またやってくれ」そう言いながら居眠り
「温かい脚してるから大丈夫だよ」とお話してました

脚が痛くて靴が履けない、痺れているとは聞いていたけれど、
ゾウのように腫れ上がり、何をするにも苦しそう
本当ビックリする毎日

死ぬ3日前
まだ私が誰かもわかり、お話もできた時
「ひさこか、もう片方目が見えなくて真っ暗だ。何も食べる気せんしやる気が起こらん。
仕事はどうだ?子供たちに良くしてやれよ」と最後までやっぱり父

その翌日には、もうほとんど話せなくなっていました

ご飯も食べれない、小便が自力で出来ない、動けない
そして、今朝4時
病院からの連絡で母親と駆けつけたところ呼吸が・・・

それから徐々に呼吸が浅くなり、脈が・・と思った瞬間最後に目を見開き、臨終

人間の一生を目の前で見せてくれた父でした


目の前に居るけれど、動かない、呼吸していない、話せない

最後
「好きなことできた?楽しかった?」
「私のお父さんしてくれてありがとう」
お話してきました


お父さんとの思い出はいっぱい
今は超絶寂しい
今はこの感情をしっかり味わって
お葬式までしっかりお見送りしてきます