シールのおっさんを捨てられたと言ってかっちゃんが号泣していた。
シールのおっさん?
シールのおっさん・・・。



シールのおっさんとは、ロイヒつぼ膏という湿布の透明台紙のおっさんだった。


丸い湿布を剥がすとおっさんが出てくるよ。
そのおっさんはシールのおっさんと名付けられていた。
そして一体ずつ切り取られた。
落ちていたシールのおっさんをカミさんはゴミだと思って捨てた。
でもかっちゃんは集めていたのだ。
そういえばこの湿布を貼るとき、かっちゃんは積極的に手伝いをする。
ゴミ箱から回収されたシールのおっさん。

かっちゃんにとっては宝物のおっさんなのかな。
でもシールじゃなくてもここにもいるよ。
生身のおっさんが。
ん、シールのおっさんのほうがいい?

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