音楽を演奏するなら楽器を自分の体の一部のようにしなければならない、本来は。そうしないと自分が演奏したいスタイル、あるいはコンマスや指揮者の意図に沿う演奏ができないからだ。しかしながら、それは至難の業だ。膨大な時間と努力を必要とする。それを短縮する術はあるかというと、ない。だからそういう訓練を日常生活に持ち込むのだ。サッカー選手を目指す子供がボールを蹴りながら通学するのは、正しいことなのだ。



そういう意味ではギターピアノは日常生活に持ち込みやすいだろう。プロのギタリストだって常に楽器を手放さないというし、ピアノは膝さえあれば運指の練習くらいは可能だ。



問題は上記のようなことを自分に課せられた訓練と思わないことだ。当たり前のようにそーゆーことをしてしまう、というのが大事なのだ。だって訓練を課せられてるんじゃなくてスキじゃなきゃ続かないでショ。ね、スキならできるんだよ。オレですらやってるよ。頭の中に流れる音楽に合わせて、アドリブフレーズの運指だけやるってーのは。ボールを蹴りながら通学する子は、それがスキだからやってるんだよ。誰にも命令なんかされてない。