前述のイビキバトルは、メカゴジラが退院の後はナンバー2がトップを
取り続けた。オシッコ袋が取れた日の夜にその恐怖を体験したオレ
は、途中でまともに寝るのをアキラメた。誰がなんと言おうが枕もとの
灯りをつけ、読書に耽ることにしたのだ。イビキぐらいで本人を起こす
ことはできないし、看護師を呼んでも問題の解決にはならない。隣の
ベッドになったのが残念なだけで、誰が悪いのでもない。彼も腹痛に
苦しみ、かなりの量の座薬を処方してもらったりしているのだ。が、そ
れで彼が看護師に「ぜんぜん眠れません」というのはなぜだ。眠れ
ないのはオレだ。みんなが知っていることなのでハッキリと言うが、
眠っている君のせいで、オレが眠れないのだ。
しかし、イビキなんてカンタンに治るもんじゃない。したがって13日の
みならず、11月14日からもずっと、退院するまでオレは苦しんだの
だ。彼は今までも多くの人々を苦しめてきた。そしてこれからはもっと
多くの人々を苦しめ続けるだろう。コレがイビキバトルの真相である。
こんな感じで外因性の睡眠障害はあるものの、オレは完全に回復基
調にある、と自分で判断した。そこで改めて、2週間よりも早く退院し
てやると決意を新たにし、バターボーロとお茶の日々を過ごすことに
したのだ。よって闘病の苦しみは「咀嚼が出来ない」ことに集約され
た。腹は減るが取りたてて苦痛は感じない。それより絶食のおかげ
で、便通がまったくないということの方が、便利でありがたい。実際、
入院してから一度も便通がない。便秘でもない。腹に何もないので
何も出ないのだ。病院側もそれを心配する様子もない。
くつろいだオレは、余裕をかましてバターボーロを3個連続でなめなが
らマンガを読もうとしたそのとき、なつかしの便意がやってきたのだ。
てなわけで、次回からの報告もこんな感じで続いていきます。では。