40分眠り、20分は痛みをこらえながらまどろむ。それを数時間繰り
返すと夜が明けた。それで11月6日が始まった。腰を曲げてヨタヨタ
と洗面台に向かうと「ピヨ~ッ」っと噴水ゲロ。激痛。その場にしゃが
みこんで「ムギュギュギュギュ」などと苦しみを紛らわす呪文を唱え
るも、噴水の第2陣が「ドーッ」っと押し寄せ、合わせて1リットル
以上の排水。腰を曲げてしばらくその場に立ち尽くしてしまった。
その後は昨日と同じ一日が始まった。つまり時々水を飲む。腹は
触るだけでも痛い。食欲はまったくない。便はガスと一緒に水状の
ものがビッと飛び散るくらい、ということだ。
11月4日にいなり寿司を2コ食べたのを最後に自主的断食は2日目
に突入したことになるが、腹が減らないので苦にならない。苦には
ならないが断食も2日もになると、自分のことがやや心配にはなる。
この時点で医者に行くという考えはまだない。寝てりゃ治る、とアホ
が高をくくっていたのだ。うーん、オトコらしい~ってどこがやねん!
体の異変が思考にも影響を与えてる様を、文章で再現してみました。
などとバカなことを書いているが、この日から少しずつ現実感という
ものを失っていっていたような気がする。自分の体のあまりの異変に
現実逃避していたのかもしれない。初めての体験とはいえ、困った
ことである。
このように1日前から何の進展もないまま、その日は過ぎていった。