まずオレは高校生の頃からアルトサックスをかれこれ20年以上吹い
ている。で今のバンドは毎年1月か2月に大阪厚生年金会館で
行われるヤマハ主催の「夢限」というイベントに出場することになって
いる。1曲6分の演奏で他のバンドはエレクトーンの発表会という風情
なのだが、うちはホーンセクションをそろえバンド形式で派手に差別化
をはかっている。
その夢限が、今回は大阪城ホールで行われることになり、その他
諸般の事情もバンド内ではあり、今年はいやがうえにも盛り上がって
いたのだ。
1曲6分で出演料をむしられるとはいえ、ハコと仕掛けのでかさは
魅力である。今年も出ようぜってなわけで11月2日、大阪は
千里中央の千里セルシーで公開オーディションが行われた。
誰でも出れるわけではないのである。
オーディションは大成功! お客さんノリノリ! 今までで一番
手ごたえを感じたミラクルな演奏となり、一同ウルトラハッピーで、
オレは体調が悪いにも関わらず人一倍盛り上がり、人一倍打ちあがっ
たのだ。色々と思い入れがあったのは事実だがその度に浴びるほど
酒を飲んでりゃ、ただのバカである。事実大バカなのだが、このあたり
は究極のお調子者の本領発揮といったところだろう。
あるいは真のバカか。
飲み会というのは重なるときは重なるもので翌11月3日も
個人的な宴会。痛飲させていただいた。このあたりで肉体は限界を
感じてオレに見切りをつけていたのだろう。そういえば別れた奥さんも
こうやって出ていったのだろう。そしてしっぺ返しは始まる。
11月4日は穏やかに過ぎて行った。二日酔いも何も、まだ酔ってる
感じでヘラヘラト無反省に過ごし、嵐の前に静けさそのままに何事も
無く、明日からのことなど気づかないまま、そっと一日を終えた。