セッションに行くか、プロのライブに行くか、迷いながら、結局、プロのライブに。

 

これが、大当たり。

久々に心が震えるライブだった。

 

女性ボーカル付きのピアノトリオ。

ピアノトリオは東京から、ボーカルは地元の人。

ピアノはよく知っているプロで、当然、私のお目当ては、このプロのピアニスト。

予想通り、素晴らしい。

まろやかなタッチだけど、しっかり響く音が出ている。

早いフレーズも力が抜けているので、すごく軽快に聴こえる。

自分との違いが明確にわかり、目指すべきイメージがはっきりした。

 

後で、速弾きはどのように練習したらよいのか、と聞いたら、2拍をひとかたまりにして考えるとよいとのこと。

すなわち、2拍分を、16分音符で8音をワンセットにしてとらえて、練習するとよいとのこと。

う~ん、わかったような感じもするが、とりあえず、やってみるか。

 

ピアノが上手いことはわかっていたので、想定内だったが、想定外だったのが、ボーカルだ。

地元の人だけど、私にとっては初めて。

宝塚の男役を彷彿とさせる雰囲気で、しっかり腹の底から声を出してくる。

音程もしっかりしていて、高い音でも、スライドさせずに一発でヒットさせてくる。

スキャットもかっこいいし、バラードのルバータもすばらしい。

 

対するピアノは、絶対、前にはでない。

背景に徹していて、歌の隙間からかすかに聞こえるリフが、ボーカルを刺激する。

ボーカルは、そのリフに逆に絡んだりしながら、一体感を出している。

そう、伴奏の伴奏ができるボーカルなのだ。

これには、私の心も震えた。

とても初顔合わせとは思えない。

バックも一流だが、このボーカリストも一流だ。

 

歌バンに対する認識が変わったライブであった。