プロのライブ、行ってきました。

サックスは地元の人だけど、ピアノ、ドラム、ベースは東京の人。

しかもピアノは外人。

名前は知らなかったけど、東京からわざわざ来る外人のピアニストって、さぞかしすごいだろうね、と思い、期待に胸を膨らませていました。

 

・・・が、これがいまいちなのだ。

ガンガンに弾きまくる絶叫系の外人さん。

これは素人騙しだな、って、最初の5分で見切ってしまいました。

 

演奏者は、次の4つに分かれる。

 

一つ目は、「下手」。

だれが聞いても下手と感じる人のことです。

わかりやすく言うと、習いたての人や子供の演奏なんか、だれが聞いても下手ですよね。

 

2つ目は、「素人騙し」。

これは、ジャズを知らない人にとっては、すごく上手いと感じるのですが、よく知っている人にとっては、いまいちに聴こえるタイプ。

弾きまくる人、音量がでかい人、速弾きフレーズが多い人、なんかがこれによく該当します。

今回の外人さんは、このタイプ。

 

3つ目は、「上手い」。

これは、素直に上手いと感じる人のこと。

ここで注意しなくてはいけないのは、自分の知識が少ないため、上手く感じているだけかもしれないこと。

例えば、今回のライブのドラマーは、私にとっては、上手いと感じました。

しかし、これは私がドラムの知識が少ないからかもしれません。

ドラムの専門家が聴いたら、素人騙しかもしれません。

 

4つ目は、「理解不能」。

これは、聞き手の知識が少なすぎて、理解できないタイプです。

例えば、幼稚園児がプロのジャズを聴いても、理解不能だと思います。

プロが、赤木ケイを聞いて上手いと感じても、私にとっては、理解不能です。

 

この分類は、聞き手と演奏者のそれぞれのレベルによって、相対的に定義されるものなので、普遍的なものではありません。

 

演奏者は、聞き手のレベルに合わせた演奏をすることが大切。

小学生相手には、わかりやすい演奏。

大人の素人には、素人騙しの演奏。

大人のジャズ経験者には、音量だけでごまかさない演奏。

プロには、難解な演奏。

 

どんな時でも、聞き手の心を震わせる演奏を心がけねばなりません。

 

大きい音、速弾き、だけでは、私の心は震えません。