ギイは訝しんでいた。
ついに現れたあの二人が何故か消えた。
戦闘を途中で放り出すかのように。

まさか、気付いたのだろうか、
こちらが用意していた罠のことを、
ギイは不安に駆られた。

そんなバカな、ありえない、
ギイは自らが敵として選んだ二人の能力に対し、
底知れぬ不気味さと、同時に畏怖を覚えた。