おいおい、ちょっと待てよ、
連太郎は少し慌てていた。

中から外に出されるのは敵軍だろ?
で、外から中に入るのは俺と哲郎ってことだよな?
中と外を取り替えるってのはそういうことだろ?
連太郎は確かめてみた。

もちろん、
康晴は明答した。

いままでやったこともない変な術でもし失敗したら、
俺と哲郎はどうなるんだよ!
連太郎は問い詰めた。

康晴はまた腕を組んで黙ってしまった。

康晴! 成功する自信はあるのか?
哲郎は声を強めた。

ある、
康晴はきっぱり答えた。

じゃあ決まりだ、それでいこう!
哲郎は決断を下した。