バカな! ありえん!
ギイは怒鳴った。

いまキューバは一触即発だ、
米ソは全面核戦争に突入寸前なんだぞ、
あいつら、そのことがちゃんとわかってるのか?
ギイは吠えた。

城を放置してここを狙うなんて、狂気の沙汰だ!
チェックメイトされてるのにキングを守らないなどと!
ギイは動揺を隠しきれなかった。

女がここに来る、
あの二人も、当然一緒にここに来る、
こちらの主力のほとんどは城に配置している、
ギイは脳内で計算を始めた。

クソッ!
これは、危険だ!