7年前からの成長
「ショウタが一番好きなのは誰なん?」
子供から愛されたいと願う親ならば、一度はするであろう質問を、例に漏れず私もする。
「ママ!」
考えるまでもないというスピードで答えは返ってくる。想定の範囲内だ。期待していたわけではない。
「じゃあ2番は?」
ここでも私は期待しない。
「じぃじ!」
案の定である。初孫である咲太はじぃじから溺愛されている。頻繁に遊びに連れ出し、その度にお菓子やオモチャをゲットしてくるのだ。当然上位に入ってくることは予想されていた。
「じゃあ3番は?」
ここで私は少し期待する。3位以下は団子状態の接戦が予想されていた。
ドラゴンボールでも悟空、ベジータ以下は誰が3位に入るか予想は難しい。
「ばぁば!」
咲太は間髪入れずに答える。
悩む様子もないとは思ってもいなかった私は少々戸惑ったが、確かにじぃじと一緒によく面倒を見てくれてるわけだから当然といえなくもない。
「・・・4番は?」
ここはさすがに来るかなと思っていた。
「ちゃん!」
ちゃんとは義妹の愛称だ。どこから持ってきてそう呼ばせているのかは不明だが、おばちゃんと呼ばせないための策であることは疑う余地もない。
「・・・・・5番は?」
咲太の周りで普段からよく接する人は上記の四人プラス私くらいのものだ。
当然ここでパパという答えが返ってくるものだとガッカリしながら聞いた。
「リッキー(犬)」
私は狼狽を隠せなかった。
「・・・・・・・・パパは?」
「7番!」
6番誰だよ!という心の声とともに、ヤムチャくらいかなという感想を抱きながら目を細め、天井を見上げる私がいた。
7年ほど前、実際に起こったこの事件を教訓に、2人目のヒナちゃんとはなるべく濃密な時間を過ごすべく、ここ2年ほどなるべく早く家に帰り、休日も仕事を入れずイクメンとして頑張ってきた。
その結果、
ママ、ショウタンに続き、
パパ第3位を獲得しました!!(拍手)
まぁそんなこんなでSNSもブログもご無沙汰しておりますたwスイマセン
お久しぶりのモミい君ですw
またちゃんとweb活動を始めないといけない理由もできたので、再開したいと思います( ̄▽ ̄)
ちょくちょく覗いてくれると喜びます(*´∀`)