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監督 ロドリゴ・ガルシア
出演者 アネット・ベニング(当時51歳/配役:カレン)
ナオミ・ワッツ(当時40歳/配役:エリザベス)
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<ストーリー>
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カレンは14歳のときにエリザベスを出産するが、
出産した当日、エリザベスを養子縁組に出されてしまう。
そして、そのことからずっと逃れられず、なかなか幸せになることができずにいる。
大人になったエリザベスは、弁護士として成功し自立しているが、
やはり人との関係性をうまくつくれないままでいる。
お互いを探すことなく長い時間が流れるが、双方とも常にお互いを忘れることはなく…
その他にも、さまざまな母と子の関係性が、時の流れとともに描かれていく。
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<カレンからの教え>
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1)女性は幸福になると、優しくなり、綺麗になる
最初の方のカレンは、とても意地悪そうな表情でギスギスしている。誰に対してもトゲトゲしており、人の粗を探し、それを口にしている。
しかし、同僚の男性から好意を示され付き合うようになると、表情が次第に和らぐ。その男性と結婚した後は、メイクと服装に加えて、振る舞いも女性らしくなり、厳しく当たっていたお手伝いさんの子どもに対しても、優しく接するようになる。
女性にとって、人から愛され幸福になるということは、何よりも大切なようだ。
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<エリザベスからの教え>
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1)自分のルールに忠実すぎると、人生は苦しい(かも)
とにかく、他人に頼らずに生きていこうとしている。自分で決めた信条・ルールを徹底し、防御をガチガチに固めているように見える。
あれほど美しく魅力的なのだから、すぐに男性を落とすことはできるが、自分が男性に落ちることはない。手を差し伸べられても、するっと脇を通り抜け、離れていく。
本気で嫌なとき以外は、差し伸べられた手は、素直に握っておいた方がいいと感じた。
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<その他の母からの教え>
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・子どもを育てるということは、すべてを引き受けて母親になるということ。
・言いたいことを言わずに心に抱えたまま老人になると、顔の表情がつらそうに歪む。
・親が子どもに気を使いすぎると、子どもは気が休まらずストレスを感じる。
・血のつながりよりも、時を一緒に重ねることの方が強い。
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