この子から目が離せないの | セシルのブログ ~薄ら笑いに犬を添えて~

セシルのブログ ~薄ら笑いに犬を添えて~

私、セシルの日常を書いたり書かなかったり。愛犬ゴンが遠い目をしたりしなかったり。
そんな薄ら笑い程度、毒舌未満のブログです。

向かいの一戸建てに住む‘外飼いの柴犬’が、尋常じゃないぐらい切ない顔をしています。



朝からこの子の顔を見ると泣きそう。

そんな柴犬も私を見て泣きそう。



二人とも泣きそう、みたいな。



実に大人しそうで、オスなのかメスなのかも分からないが。

こん寒い中、決してハウスには入ろうとせず、もはや‘修行’を思わすいでたちで、ピシっといつも座っている。


しかもあえて室外機のまんまえに座るという、強靭な体力の持ち主のよう。


でも顔泣きそうみたいな。

じゃハウス入れよ、みたいな。


違うわ。


あの子はきっと、「寒い」とか「ツライ」とかそんな事じゃなく、もっとワールドワイドな何かに立ち向かってるんだと思う。 


でないとあんな切ない顔できない。

できるはずない。


ちょっと弁護士介入ものの顔。

温水洋一みたい。


柴犬なのに温泉洋一みたいな顔って、私が前髪が邪魔で、ちょっと束ねたら、たちまち「シーズー」になるようなもん。


決してマルチーズじゃない・・・。


そんな顔を持つ柴犬が、私は気になって仕方ない。


先日なんて雨に打たれてたから。

ここ、絶対ハウスに入るべきところだと思う訳。


ハウスって一体何?っていう事になるじゃん。

寝る為だけのものじゃないよ?って言いたくなるじゃん。


ねぇ?なんかあんの?

ハウスに実は仕掛けとかあんの?


そこ入ったらどうにも落ち着かない、閉所恐怖症とかそういうの?


しかし夜には入っている。


なぜ?



昨日チェックしようと思ったら、ハウスがなくなってた。

私すんごいショックで、‘死んだ!?まさか死んだ!?凍死!?まさか・・・どっかに貰われた!?’



ハウスの位置、移動してました。


室外機から外れたとこに。

もっと日の当たる場所に。



しかも次の日、飼い主がお散歩させる為に門をあけようとしたその時、柴犬、尻尾ゆる~~くふってた。


顔、笑ってた。


号泣。

私、号泣。


ちゃんと表現出来る子だった。

歩くの、遅すぎだったけど。



じゃ何故いっつも雨の日も、晴れの日も。

曇りの日も雪の日も。


日がくれるまでは絶対ハウスに入らず、渋い顔したままなのかはやっぱり謎。



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