足が痛いとミャーミャーほざいてる割には、重い腰をちっともあげない私に対して、脅迫ともとれるたくさんのコメント&プチメありがとう。
みな一様に‘病院へ行きましょうね。明日ね?明日行くのね?絶対行ってきなさいよ?’と。
・・・・・・・・・・・・・。
行くわ。
行くわよ。
でも明日・・・雨・・・。
雨やだな・・・。
歩くと痛いし・・・チャリンコで傘とかさすの、危ないし・・・。
い~く~わ~よ~!
明日のブログ、楽しみにまっとれ!!
そんなセシルは今、あることにチャレンジしている。
実に簡単だが意外とつらい、‘大の字で寝る’。
これ、なかなかの大技。
あえての大の字に寝るっていう、繊細、かつ壮大なロマンに立ち向かうセシルは、なかなか勇敢だと思う。
でもだいたい毎日ラリホー唱えられてるから、最近じゃラリホーマになりつつある気がしてならないから、あんまり強くないんだ。
で。
むかしむか~し。
あるところに、信じられないぐらいダイナミックなかあちゃんがいたそうな。
それは当時、娘が付き会っていた彼の母親だったそうじゃ。
普段から豪快な彼の母親は、晩御飯は天高く積み上げられた、富士山のようなからあげのみ。
それを好きなだけ取って食べるという、家庭内バイキング方式をいち早く取り入れた、スーパーかあちゃんだったそうな。
その量を見た時の娘は、こう思ったそうじゃ。
‘そりゃ家族全員無駄に太ってるわな・・・’
かあちゃんの犬の散歩も豪快じゃった。
ガレージで飼われていた柴犬は、‘そら!散歩いっといで!といって、リードをはなしてそのまま放置。
‘ヒャッホーーーー!!’とどこまでも道路を走っていく柴犬。
死ぬほどダッシュ。
一人散歩。
それって散歩じゃないんじゃ・・・。
初めて見た時、娘はおろおろしたそうじゃ。
‘ねぇ?ねぇ?あれ・・・大丈夫なの?ちゃんと帰ってくるの?車にひかれないの?’
彼は満面の笑みでこう答えたそうじゃ。
‘大丈夫。いっつもアレやから。’
生きてるのが不思議だと娘は思ったという・・・。
そんな柴犬はおやつをもらった事などないという。
‘うちのビィは毎日散歩から帰ったら、ジャーキーもらってるよ?一度持ってきてあげようか?’
優しい娘だったそうじゃ。
後日、約束どおり娘は柴犬に、1本のジャーキーをソッとあげようとしたそうじゃ。
柴犬は初めてみるその美味そうなジャーキーに、死ぬほど歯をむき出しにして‘ウゥゥーーー!!ガルルルゥゥ!!’と、うなりちらかしたそうじゃ。
‘こ・・・怖いよ・・・。手まで食べられるよ・・・。怒ってるよ・・・。’
彼いわく‘唯一の楽しみは食いモノだからな。間違っても食事中の皿を触ろうものなら、完全に噛まれるよね?(笑)’
何?その(笑)みたいな。
結構そこ、重要じゃないの?
娘はぽんっとジャーキーを放り投げてあげたそうじゃ。
喜んでいたそうじゃ。
でも怖そうじゃった。
そんなダイナミックな犬に育て上げたかあちゃんは、昼寝姿もダイナミックだった。
ある日、娘は彼の家に遊びに行って、リビングで寝ているかあちゃんを見たそうな。
それが信じられないほどの、見事な大の字じゃった。
完全に‘大’。
こういうの、京都の方のなんかで見た事あるな・・・。
確か大文字の送り火とかいう・・・。
人間は‘大’になれるんだ・・・。
娘は感動すら覚えたという・・・。
でも娘にとって、それが初めて会う、彼のかあちゃんの姿だった事は、秘密だそうじゃ・・・。
あれを見て以来。
私は幾度となく‘大の字’チャレンジしている。
でも悲しいかな。
股関節がガッチガチに固いお陰で、足を開いて寝るというのはもはや修行でしかない。
弱冠気持ちいい気もするが、あのまま足を開いて寝るのは無理!!
やっぱり横向きで、オマタにがっつり布団をはさんで寝るのが一番落ち着くセシルでした。
では最後にゴンの寝姿を披露しましょう。
今日もパッションな寝方をしています。
↑手が浮いてます。
↑まだまだ手が浮いています。
近づくと・・・。
↑半目!!
↑
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