こんにちは。整体処せせらぎです。
先日、当院のお客様から教えて頂いたのですが、当院への中傷を続けている人物は、Xだけでなく、インスタグラムやThreadsにも、当院に対する中傷を投稿しているとのこと。
Threadsで「側弯症 整体」で検索したらヒットしたのだそうです。
私はインスタグラムやThreadsはまったく使ったことがないので、気づきませんでした。
早速見に行ってみると、当院への中傷だけでなく、当院のお客様の写真やレントゲン写真が山ほど無断転載されており、「Xだけじゃなかったのか…」と愕然としました。
中傷している人物は、当院が掲載しているレントゲン写真のビフォーとアフターが別人のものではないかと疑い、そのことをXとインスタグラムとThreadsに何度も何度も執拗に投稿しています。
中には、このレントゲン写真に対して、見知らぬ人同士でコメント欄で「ああでもない、こうでもない」と9件も検証し合っている投稿さえありました。
これまでに、別人だと疑われているレントゲン写真の無断転載だけでも、以下の通り膨大な数にのぼります。(このレントゲン写真だけでなくほかの写真も含めると、無断転載された投稿はさらに膨大な数になります。)
どうしてここまでするのでしょうか。
私の理解の範疇を超えており、本当にひたすら悲しいです。
私は転載を許可していません。
これまでに、「体が歪む病気に悩む患者さんの写真を晒し者にしないでほしい」「即刻削除してほしい」と何度も何度も繰り返し訴えてきました。
最新のThreadsの投稿には私の居住地まで記載されていますが、これは私が現在公開を望んでいない情報であり、プライバシーの侵害です。
何度も何度も訴えていますが、当院を中傷し、お客様を晒し者にする投稿は即刻削除してください。
晒されたお子さんやご家族がどれだけ傷つくか、想像できないのでしょうか。
このビフォー・アフター写真は私の捏造写真だから、傷つく相手など存在しないとでも思っているのでしょうか。
いずれ裁判を行うのだから、ここで下手に反応せずに静観しようと自分に言い聞かせて、これまでずっと耐えてきました。
しかし、これ以上この問題を放置すれば、また新たな嫌がらせ投稿をされて、事情をご存知ない人の目に触れて、晒されたお客様を傷つけ、当院の風評被害や営業妨害も広がる一方です。
ずっと我慢してきましたが、もう我慢の限界ですので、これから反論します。
この状況で彼の中傷投稿を晒したり、レントゲンが別人ではないという証拠を提示することで、結局、私もその子をさらに晒すことに加担することになると思われるかもしれません。
私もそう思います。
だからこそ、これまで反論せずに、やりたい放題に何百件中傷されても10ヶ月我慢してきました。
でも中傷している人物の行為の悪質性は、もうここで反論しなければ理解してもらえませんし、誹謗中傷を止められず、お客様の写真の拡散も止められません。
彼の投稿を見て、レントゲンのビフォーアフターは別人だと信じ、当院のことを捏造写真を作成する整体院だと信じて当ブログにアクセスする彼の支持者が少なからずいます。
そういう人々に向けてこの記事を書いています。
読者の方には気の滅入る内容だと思いますし、こういった投稿を不快に感じる方はどうかここで読むのをやめてください。
「相手にしなきゃいいのに」「放っておけばいいのに」と思われる方もいらっしゃると思いますが、病気のお子さんの姿を悪意をもって晒し者にして、見知らぬ人たちがワイワイとその画像を検証しているという状況はもう耐えられません。
_____________
以下が何度も何度も転載されて続けているレントゲン写真です。
「転載厳禁」という注意書きは今付けましたが、当初から「©️整体処せせらぎ」と表示しており、彼はこの画像の著作権は当院にあることを知りながら、執拗に転載を繰り返してきました。
この画像は前回の記事と同様、病院の診察室のモニターに映し出された画像をお母様がスマホで撮影したものですので、病院の元画像とは違って画像そのものが歪んでいます。
元々の病院のレントゲン写真の著作権がどこにあるのかは知りませんが、お客様がスマホで撮影された画像の著作権はお客様にあり、それをお客様が当院のみに使用を許可してくださって、当院が独自にビフォーアフター写真に加工した画像ですので、この画像の著作権は当院にあります。
(画像の加工は、詐欺的な意図で行なったものではありません。画像の傾きをできるだけ調整したり、個人情報や医療機関を推測されそうな情報を隠し、頭や下半身まで無用に晒すことは控えるなど、お客様のプライバシーをできる限り守ろうという意図で、お客様の許可を得て行なった加工です。当院としてはお客様のコブ角が改善したと「主張する根拠」として提示する以外の使用はしていません。お客様のコブ角は改善しましたが、その改善が当院の施術の効果であるという根拠は何もありません。)
無断転載は明らかな著作権侵害です。
いかなる理由でも、当記事に掲載されたお客様の画像やレントゲン写真の転載を禁じます。
ビフォー写真は、お客様が大学病院に転院する前に地元のクリニックで撮影したものなので、大学病院のようなレントゲン設備はなく、限られた範囲しか撮影できないため、アフターとは撮影部位が異なっています。
アフター写真は転院先の大学病院で撮影したものです。
彼の主張としては、ビフォー写真が背中側からレントゲン撮影したもので、アフター写真が前側から撮影したものなのに、側弯のカーブが同じ方向を向いているのはおかしい。だからビフォー・アフターは別人であるというものです。
まず、以下に説明しますが、ビフォー写真を背中側から撮影しているという彼の見立ては誤りです。ビフォーも前側から撮影したものです。
それから、心臓が右にあるように見えるなど不自然な点があるように感じられるとしたら、それは病院で画像を反転させて表示しているからです。
ご存知ないようですが、側弯症のレントゲン写真は通常は前側から撮影し、それを診察室でモニター表示する時にレントゲン写真を反転させて表示します。
側弯症専門外来ではごく一般的な表示方法です。
反転させたほうが、背中から見た時の背骨のカーブの形と一致するので、患者さんがイメージしやすいからでしょう。
例えば前回の記事に掲載したレントゲン写真をご覧いただければ、コブ角の数字も反転して鏡文字になっていることが分かります。
病院によって表示するソフトは異なりますので、必ず数字が反転するわけではありませんが、レントゲン画像を反転させて表示するというのは、どこの側弯症外来でもやっている、ごく一般的な表示方法です。
以下は、お客様がメールに添付して画像を送ってくださった時のメールと加工前の元画像です。
いかなる理由でも、このメールと画像の転載を禁じます。
ビフォーのコブ角は39度、アフター30度です。7ヶ月で9度の改善です。
(ただしこの改善が当院の整体の施術の効果であるということは医学的に証明されていません。必ずしもすべての方に同様の効果を保証するものではありません。また、永続的な効果を保証するものではありません。当院の整体は医療行為ではありません。)
両方のレントゲン写真の同側にRの文字が記載されているのが確認できます。
また、ビフォー写真はA→Pと記載されていますので、これは前から撮影したことを意味します。ビフォーに表示されている文字は鏡文字になっており画像を反転させていることが分かります。
つまり、中傷している人物が言うような「ビフォー背側、アフター前側」ではなく、「どちらも前側から撮影したもの」だということが分かります。
2枚の写真の境目あたりに、レバーのようなものが映り込んでいるのが確認でき、無関係な画像をどこかから持ってきて並べたのではないことも分かります。
日本でも有数の側弯症治療件数を誇る大学病院の診察室のPCモニターを撮影した画像です。
この画像をバカにするなら、それは日本最高峰の側弯症専門外来をバカにしているのと同じことです。
次の記事で、このレントゲン写真のモデルとなったお子さんの施術例を、多少手直しして再掲載します。
この子がどんなに辛い状況を乗り越えて、現在の充実した学校生活を掴み取ったか、お母様がどれだけ必死でそれをサポートしてきたか、ご理解いただけます。
この子は初来院当初は立っていることも座っていることも辛いというくらい姿勢の維持が困難でした。
当院でほかの側弯症のお子さんに勧めている呼吸法や体操はとてもできないので、手をグーパーしたり足首を回すなどの、寝たきりのお年寄りのための体操を実施するところから始め、それすら辛いと言っていた子です。
私がこの子の施術を引き受けた時、コブ角が改善するかどうかなんて、私もお母様も期待もしていませんでした。
「もし今後手術を受けなければならないなら、もっと元気になって骨が丈夫になってからにしたい」というのが、お母様の当初のご希望でした。
私も、まずはちゃんと立てるようにして、10代のお子さんらしい元気を取り戻してあげられるように、ということしか考えられず、コブ角の改善など眼中にもありませんでした。
この子を自分なんかが引き受けて本当にいいのかなという葛藤やプレッシャーも常にあり、もっとすぐれた治療者が引き受けてくれないだろうかといつも思っていました。
そんな子が自分の抱えるハンディキャップを乗り越えて、初来院からたった10ヶ月で、一日30回自分で計画を立ててスクワットをするくらいに元気になり、不登校だったのに登校できるようになり、スポーツクラブに通い、所属サークルのキャンプに参加するほど元気になりました。
この子がこんなに元気になったのは奇跡でした。
コブ角の改善は「おまけ」みたいなもので、もちろんコブ角が改善したことは私も大変嬉しかったですが、それより何より素晴らしいのは、この子とお母様が決して諦めずに、健康な体と充実した学校生活を掴み取ったことなのです。
私はこの子の優しさや健気さを思い出すだけで、ちょっと目に涙が浮かんでしまうくらいに、この子が大好きですし、その頑張りに対しては心から尊敬の念をもっています。
以前、私の誕生日を覚えていてくださり、花束を贈ってくださったのもこの子です。
その素晴らしい頑張りを愚弄し、この子の外見やレントゲン写真を以下のように悪意を持って執拗に晒し続けたことを、私は絶対に許しません。