イメージ 12
最高速度:275km/h
デビュー:こまち用=1997年、つばさ用(1000番代)=1999年、つばさ用(2000番代)=2008年
 
【現在走っている列車】
・0番代
「やまびこ」東京~大宮~福島~仙台~盛岡間
「なすの」 東京~大宮~小山・那須塩原・郡山間
 
・700番代(とれいゆ)
「とれいゆつばさ」 福島~山形~新庄間
 
・700番代(現美新幹線)
「とき」 越後湯沢~長岡~新潟間
 
・1000番代
「つばさ」 東京~大宮~福島~山形~新庄間
「なすの」 東京~大宮~小山・那須塩原間
 
・2000番代
「つばさ」 東京~大宮~福島~山形~新庄間
「なすの」 東京~大宮~小山・那須塩原間
 
【過去に走ってた列車】
・0番代
「はやて」 東京~大宮~仙台~盛岡間
「こまち」 東京~大宮~仙台~盛岡~秋田間
 

 

 

 

E3系は在来線に乗り入れるために登場した400系と同じミニ新幹線です。こまち用の0番代、つばさ用の1000・2000番代の3種類があります。
ここからは、それぞれ番代別に紹介して行きます!

 

 

 

 

 

 

【0番代】

 

↓R-2編成以降の量産車
イメージ 7

↓ライトの小さい、400系ベースの試作車・R-1編成
イメージ 8

E3系0番代は、1997年に開業した秋田新幹線の専用車両として登場しました。
まずは1995年に量産試作編成5両1編成が製造され、東北新幹線などで試運転を繰り返しました。1997年には量産車も登場。試作車とは前面のライトの形状やロゴマークが変わりました。

そして1997年3月に秋田新幹線「こまち」として、東京~盛岡間では200系K編又は同時にデビューしたE2系などと連結運転を行う形で5両15編成が運転を開始しました! 間合い運用で朝夕の「なすの」でも使用されるようになりました。275km/hで運転し、東京~秋田間を4時間以内で結ぶこと注目を集めました! デビュー時は5両でしたが、1998年に6両に増強されました。更に、増発に備えて1編成増備され6両16本となりました。
一旦製造が落ち着きましたが、2002年頃からは200系の置き換えや「やまびこ」の編成増強用として再び製造が再開され、2005年までに10編成を追加製造。全26編成となりました。

秋田新幹線開業時に登場した編成は山形新幹線の400系と同じような感じで、第三セクターの"秋田新幹線車両保有株式会社"が所有し、98年の増備車と2002年以降に登場した車両はJR東日本が所有しています。

E6系への置き換え開始前は6両16編成が秋田新幹線車両保有株式会社に、6両10編成がJR東日本秋田車両センターに所属。計6両26編成が存在し、編成番号は試作車がR1編成・秋田新幹線車両保有株式会社所有車がR2~16編成・JR東日本所有車がR17~26編成となっていました。

2013年3月ダイヤ改正からのE6系の導入開始により、2014年3月までに秋田新幹線運用からは撤退…。
後期型の2本がそのまま東北新幹線用として残留。山形新幹線の1000番代2本の置き換え用と、とれいゆ・現美新幹線にも改造されました。
 
 
2019年11月現在、秋田車両センターに6両2本が配置され、編成番号はR21・22編成となっております。

 

 

 

 

 

【700番代(とれいゆ)】

イメージ 11

これまでにない"リゾート新幹線"として、こまちで活躍していた0番代R18編成を改造して2014年に登場しました。車内には足湯やラウンジが設けられ、これまでにない新幹線車両として注目を集めています。
編成は6両で、1号車は元グリーン車の座席がそのまま使用されている普通車指定席・2~4号車はお座敷タイプの座席・5号車は売店と湯上りラウンジ、6号車に足湯が設置されております。

土休日を中心に福島~山形~新庄間で「とれいゆつばさ」として運転されています。平日にも団体列車として走る事もあります。

現在、山形車両センターに6両1編成が所属し、編成番号はR18編成となっています。
 
 
 
【700番代(現美新幹線)】

 

 

 

リゾート新幹線第2弾として、元こまち用のE3系0番代R19編成を改造して2015年に登場しました。

土休日を中心に臨時の「とき」として越後湯沢~新潟間で運転されていますが、団体列車などで大宮や東京まで顔を出す事もあります!

編成は6両で、元グリーン車だった11号車は座席はグリーン車時代のままで普通車指定席に。12・14・15・16号車の4両は片側にソファーが並んだ美術館車両、13号車は売店を備えたカフェ車両となっています。

 

現在、新潟新幹線車両センターに6両1編成が所属し、編成番号はR19編成となっております。

 

 

 

【1000番代】

 

新塗装
イメージ 9

旧塗装
イメージ 10

E3系1000番代は、1999年の山形新幹線山形~新庄間の開通に合わせ、列車の増発と400系試作車を置き換えるために山形新幹線仕様7両2編成が登場しました。登場時はつばさの中でもE3系だけがこの色だったので異色を放っていましたが、後に400系も同じカラーへと変更され、山形新幹線の標準色となりました。

登場からしばらくは2編成のままでしたが、2005年に1編成が増備され3編成となりました。
少数派でE3系2000番代に紛れて走っている為、出会えたらラッキーな車両の一つです。しかし、内装はコンセント非設置など2000番代に比べると衰える点が多いので、乗る時に当たったらハズレでしょう…。

2014年に新庄延長開業時から活躍を続けていたL51編成が、こまち用0番代から改造されたL54編成(旧R24/25編成)に置き換えられる形で廃車となりました…。
2015年にはL52編成も同様に、L55編成(旧R23/26編成)によって置き換えられて廃車となりました。
0番代から改造されたL54・55編成は登場時より新塗装となりました。


現在、山形車両センターに7両3編成が所属し、「つばさ」や「なすの」として2000番代に紛れて活躍しています。編成番号はL53~55編成となっています。

 

 

 

 

 

 

【2000番代】

 

新塗装
イメージ 12

旧塗装
イメージ 13

E3系2000番代は、400系を置き換える為に2008年12月より運転を開始しました。
2008年9月下旬に仙台港へ姿を現し、その後は東北新幹線や山形新幹線内で試運転。そして2008年12月20日より「つばさ」や「なすの」として運転を開始しました!
2009年7月までに全12編成が出揃い、それまで山形新幹線で活躍していた400系全てを置き換えました。

外観や車内は今までのE3系0番代や1000番代をベースとしていますが、デッキには防犯カメラの設置・普通車の窓際とグリーン車全席にはパソコンなど用にコンセントも設置されております。

2014年より新塗装への変更が開始。それまでの落ち着いた塗装から、紫を基調とした派手な塗装に変わりました。


現在、山形車両センターに7両12編成が所属し、「つばさ」や「なすの」として運用されています。編成番号はL61~72編成となっています。

 

 

 

 

 

 

 

【車内の様子(グリーン車)】

 

0・1000番代

0番代と1000番代の内装は共通となっています。
グリーン車は0・1000番代共に編成で一番東京寄りの11号車に連結されております。

~グリーン車 車内全景 (0/1000番代共に11号車)~
イメージ 5

~グリーン車 座席 (0/1000番代共に11号車)~
イメージ 6

 

 

 

 

 

2000番代
2000番代も0/1000番代と同じく11号車にグリーン車が連結されていますが、内装が異なります。

(※写真準備中ですm(_ _)m )

 

 

 

【車内の様子(普通車)】

 
0・1000番代

グリーン車同様、0番代と1000番代の内装は共通となっています。
指定席として使われる0番代12~14号車・1000番代12~15号車と、自由席として使われる0番代15/16号車・1000番代16/17号車とで、座席の柄が少し異なります。(0番代はこまち運用時は全車指定席となりました)

(※指定席車両の写真は準備中ですm(_ _)m)

~自由席車両 車内全景 (0番代15/16号車・1000番代16/17号車)~
イメージ 1


~自由席車両 座席 (0番代15/16号車・1000番代16/17号車)~
イメージ 2

 

 

 

2000番代

2000番代は座席のシート柄を一新。デッキには防犯カメラ、各座席の窓際にはコンセントも付いてます!
座席や内装などは、指定席・自由席共に共通となっております。

~車内全景~
イメージ 3


~座席~
イメージ 4