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過去に走ってた列車:K編成リニューアル車            「やまびこ」東京~大宮~宇都宮~仙台~一ノ関~盛岡間            「なすの」 東京~大宮~宇都宮~那須塩原・郡山間            「とき」  東京~大宮~高崎~越後湯沢~新潟間            「たにがわ」東京~高崎~高崎~越後湯沢~ガーラ湯沢間            「あさひ」 東京~大宮~高崎~越後湯沢~新潟間           K編成            「やまびこ」東京~大宮~仙台~盛岡間            「なすの」 東京~大宮~宇都宮~那須塩原・郡山間            「とき」  東京~大宮~高崎~越後湯沢~新潟間            「あさひ」 東京~大宮~高崎~越後湯沢~新潟間            「たにがわ」東京~大宮~高崎~越後湯沢間            「あさま」 東京~大宮~高崎~長野間           H編成            「やまびこ」東京~大宮~宇都宮~福島~仙台~盛岡間            「なすの」 東京~大宮~宇都宮~那須塩原・郡山間           E・F・G編成            「やまびこ」東京~大宮~宇都宮~福島~仙台~盛岡間            「なすの」 東京~大宮~宇都宮~那須塩原・郡山間            「あおば」 東京~大宮~宇都宮~那須塩原・郡山間            「とき」  東京~大宮~高崎~越後湯沢~新潟間            「あさひ」 東京~大宮~高崎~越後湯沢~新潟間            「たにがわ」東京~大宮~高崎~越後湯沢間 最高速度:E・G編成=210km/h      F・K編成=240km/h      H編成=245km/h      F-90代編成=275km/h デビュー:1982年


新幹線200系は、1982年の東北・上越新幹線開通時に登場した車両です。
東海道新幹線0系に準じた丸いライトの車両と、同じく東海道新幹線の100系に似たシャークノーズ型の2種類がありました。また、E・F・G・H・K編成の5種類があり、それぞれ違った特徴を持っていましたが順々廃車され、現在はリニューアル工事を行ったK編成のみが残っています。
塗装はリニューアル車以外は白い車体に緑の帯を巻いたカラーでした。リニューアル車は最近の新幹線に準じたカラーになりました。最近は1編成が登場時の色に塗り戻され、話題を集めています!

晩年の編成

K編成

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リニューアル車

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リバイバル塗装となっているK-47編成

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最後まで原型のままで活躍していたK-31編成

200系K編成は、山形・秋田新幹線などとの連結用に在来の200系に連結器などを設置して登場した編成です。現在は連結運転は行っていません…。番代区分は1000番代又は1500番代となっています。
最高速度は240km/h。登場時は8両でしたが、1997年の秋田新幹線開業時に12両の200系の一部を10両に短縮して、残った2両を8両のK編成に組み込んで、K編成全編成が10両化されました。編成番号は元8両編成がK-21~K-31編成、元12両がK-41~K51編成となりました。ほとんどの編成がリニューアル工事を行い内装や外観が大幅に変わりましたが、K-30・K-31編成の2本は原色のまま残り注目を集めていました!

2003~2004年にはディズニーランド10周年記念として「ドリームキャンペーン号」として原色車を含んだK編成全てにステッカーを貼って運転されていました。
2004年10月には新潟中越地震により走行中だった200系リニューアル車のK-25編成が浦佐~長岡間で脱線しました…。うち1両は福島県の白河で保存されています。
2006年には最後まで原色で活躍してきたK-30編成とK-31編成が廃車され、K編成の未更新車は消滅しました…。K-31編成の先頭車1両は、大宮の鉄道博物館に保存されています。
2007年5月にはリニューアル工事済みのK-47編成がJR20周年記念の一環で原色に塗り替えられ、定期列車はもちろん、イベント列車などでも活躍しています!

E5系の増備が進み、2011年11月18日を持って東北新幹線「やまびこ」・「なすの」から撤退…。上越新幹線運用のみが残りました。そして2013年1~3月に掛けて「とき」・「たにがわ」に仙台より転属して来たE2系が導入され、200系は2013年3月15日を持って定期運用を終了しました…。
離脱後も週末を中心にさよなら運転や団体列車などで数度運転。4月14日の新潟~東京間の団体列車で約30年の歴史に幕を下ろす予定となっております…。


東北新幹線運用終了の2011年秋以降は新潟新幹線車両センターに10両7本が配置され、最後の200系として上越新幹線の「とき」・「たにがわ」のみで使用されて来ました。編成番号は、K-26・41~43・46・47・51編成となっていました。2013年1月の一部E2系へ置換え後は、K-43・K-47・K-51編成の3本が残りました。
新潟中越地震で脱線したK-25編成は、新潟の車庫にて保管されております。今後は白河にあるJR東日本の研修センターへの保存も計画されている模様です。


過去に活躍していた編成

E編成(全廃)

(写真はありません…。)

200系E編成は、1982年の東北上越新幹線開業時から走り始めた編成です。顔は丸いライトの0系型で、12両編成となっていました。最高速度は210km/hでした。

1993年にF編成やG編成へ組み替えられ、E編成は消滅しました。

F編成(全廃)

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標準型

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長野新幹線乗り入れ用のF-80編成

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275km/h運転対応のF-90代編成

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シャークノーズ顔の200番代

200系といえばF編成を思いつく方が多いと思われます。
F編成には丸ライトの0番代とシャークノーズ形の200番代の2種類がありました。全車両12両編成で最高速度は240km/hでした。ほとんどが0系タイプの丸顔でしたが、中間車から改造された一部の車両はシャークノーズ形となり、200番代と番代区分がされていました。
F-80編成は長野オリンピックによる輸送量増強の為に長野新幹線乗り入れ改造工事を行い、「やまびこ」以外にも東京~長野間で臨時の「あさま」として活躍していました。F-90代の編成は最高速度が275km/hまで出せるようになっていました。

F編成は東京~仙台・盛岡間の「やまびこ」などを中心に運転されていましたが、2004年3月に定期運用を離脱しほとんどの車両が廃車されました…。しかし、シャークノーズ形のF-8編成と0系顔のF-19編成の2本のみが残り、臨時の「やまびこ」・「とき」や定期代走、団体列車などで使用されていました! しかし2005年にはF-8編成が廃車。2007年3月には燕三条駅でさよならイベントが行われ、5月に最後の原色200系となっていたF-19編成も廃車され、F編成は消滅しました…。

廃車後もしばらく数両が仙台の工場でボロボロの状態で留置されていましたが、後に解体されました…。

G編成

(写真はありません…。)

200系G編成は顔は丸ライトで、8両編成・最高速度は210km/hとなっていました。登場時は10両でした。
グリーン車には半室タイプと1両丸々があり、1編成のみグリーン車を連結していない編成もありました。

最高速度が210km/hだったのでG編成から廃車が始まり、E2系やE4系の導入で2000年に消滅しました…。

H編成

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200系H編成は顔は全編成シャークノーズ形で、デビュー時は13両、後に東北上越新幹線系統では初の2階建てグリーン車連結・16両貫通編成となり注目を集めました!! 普通の緑の帯の下にもう1本細いラインが加えられ、外観も異なりました。
16両編成なので上越新幹線には乗り入れられない為、「やまびこ」や「なすの」など東北新幹線系統で活躍していましたが2004年3月にF編成と共に定期運用から離脱し、その後は22階建てグリーン車2両と他2両の計4両を抜いた12両に短縮されて臨時の「やまびこ」や団体列車で活躍しました。しかし2005年8月までに引退し、シャークノーズ形の200系は全滅しました…。

廃車後、仙台の工場にて2階建てグリーン車1両が保存されていましたが、後に解体されました…。



車内の様子

現役のK編成リニューアル車のみ紹介します。
9号車はグリーン車、その他1~8号車と10号車の9両は普通車となっています。

~グリーン車~
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グリーン車は、色は異なりますがE2系などと同型の座席が使用されております。

~普通車~
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普通車は3+2列となっております。写真は上から順に、車内全景・3人掛け席・2人掛け席です。


~デッキの様子~
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